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超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義

橋本 幸士著『超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義』読了
どこかの書評で出ていたので読んだ。
読んだけど、結局よくわからなかった。全然難しい。ついていけない。多分、ある程度の周辺の事情などを理解しないとだめんだろう。難しい。こういったことが直感的に理解できるのはもっと若くて、柔軟な頭でないと。固くなった頭では無理なんだとおもう。
残念ながら、ついていけませんでした。

超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義 (KS科学一般書)
超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義 (KS科学一般書)橋本 幸士

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暗黒物質とは何か 宇宙創成の謎に挑む

鈴木 洋一郎著『暗黒物質とは何か 宇宙創成の謎に挑む』読了
たまたま図書館で手に取った本。
非常に読みやすい本だった。
著者は実験物理学者なので、今やっている暗黒物質の証拠を求める実験について詳しく説明してくれている。その周辺のスーパーカミオカンデのことも書かれている。
実験でどういうことを実験しようとしているかはわかるが、それは何を求めて何をさがすかというやり方をうまく考えることが難しいのだろう。
近年ノーベル賞となったヒッグス粒子のことやニュートリノ振動など理論物理学で提唱されたことが実験物理で証明されて初めて理論として完成するということが改めてよくわかった。
非常に読みやすい内容なので、学生などが手にとっても興味を覚えるのではないだろうか。

暗黒物質とは何か 宇宙創成の謎に挑む (幻冬舎新書)
暗黒物質とは何か 宇宙創成の謎に挑む (幻冬舎新書)鈴木 洋一郎

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お任せ! 数学屋さん3

向井 湘吾著『お任せ! 数学屋さん3』読了
ついにシリーズ3作目。
主人公の片方のアメリカに行ってしまった男の子が夏休みで一時帰国し、旧交を温める。そんな中、前の学校の女の子が現れて、ちょっとドキドキしたり、夏なのに黒い服を着ている男の子には実は前の学校でつらい経験があってそんな格好をしているとか、いろいろ謎が明らかにされていく。
数学でいろんなことを明らかにしていくという本来の話は少し少なくなって、登場人物たちのいろいろなことが語られていく回になっている。この本で主人公たちは中学三年で卒業なので、そろそろここらへんで終わりなのかと思ってしまう。
リーマン予想とかの話も出てきて、結構面白いものの、ターゲットにしている中高校生にはなかなか難しいのではないかと思ってしまう。こういった本ででも、数学に興味を持ってくれる理系男子。、理系女子が出てきてくれるとありがたいのだが。

お任せ! 数学屋さん3
お任せ!  数学屋さん3向井 湘吾

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叛徒

下村 敦史著『叛徒』読了
警察の通訳職員が主人公。
自分の義理の父親も警察官であったが、その不正を結果的に告発することとなり、職場では裏切り者として扱われてしまう。そんな自身の家族が関係しているかもしれない殺人事件が起き、その外国人の取り調べであえて意訳というか誤訳をしてしまう。その結果捜査は違う方向に行ってしまう。
案外翻訳というものは危険性を秘めているかもしれない。そもそも言語によるコミュニケーションというものは、自分の思っていることが100%相手に伝わっていることはないはずだが、大体において伝わったはず、理解したはずと思ってしまう。同じ言語でのコミュニケーションでもそんな感じなので、これが違う言語であるなら、もっと伝わらない。かんたんな見えるものの表現とか説明ならまだいいが、感情とか思いなんてものは伝わらない。そもそも背景とか文化だって違うのだから。
この小説で扱った警察における通訳職というものは現代の国際社会では非常に大事なものだし、特に最近の東京なんかはいたるところに外国人が観光でウロウロしているので、事件も起きるし、事故もある。だから大変だし、ちゃんと通訳できないと大変なことが起きる。
著者はなかなかいいところに目をつけたものだ。この構成でシリーズ物にできるのではないかと思った。

叛徒
叛徒下村 敦史

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生還者 闇に香る嘘 真実の檻 恋のゴンドラ 失踪者 ラストナイト 慈雨 難民調査官 望み 白衣の嘘

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幹事のアッコちゃん

柚木 麻子著『幹事のアッコちゃん』読了
アッコちゃんシリーズ第三弾。これでおしまいなのかな。
今回もいろいろ楽しませてくれた。
幹事をやる社員に指導するなんて若者向けだ。宴会や飲み会の幹事は非常に難しい。だいたい参加費を決めて、場所も決めて、連絡をして、参加者の出欠を集めて、当日お金を集めて、乾杯をお願いして、締めをお願いして、支払いをして、なんてね。非常に面倒くさい。面倒くさいから飲み放題4000円とかのチェーン店でやってしまおうとなるのだけど、チェーン店の飲み会ぐらいまずい料理はないね。お店の方も短時間で料理を出さなければならないし、そもそもコストを抑えて、飲み放題でどれくらい飲むかわからないし、大変だよ。だから、美味しくない。わかるよ。そりゃそうだわ。
バイキング的に食いたいものを取ってくるならまだいいのだけど、料理も本当によく残る。残飯を出しているようなもの。非常にもったいないね。
そもそも飲み会はみんなが満足できるものであってほしい。だから、美味しいお店と料金を交渉するところから始めないといけない。でないとうまい料理が出ない。まあ、そういった面倒なことができる人とできない人がいるってことなんだよね。
幹事の話だけでなく、M&Aとかでてきて、結局アッコちゃんはニューヨークに行ってしまう。これで本当に終わりになるのかしら。ちょっと残念だね。面白かったからね。

幹事のアッコちゃん
幹事のアッコちゃん柚木 麻子

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アンダーグラウンド・マーケット

藤井太洋著『アンダーグラウンド・マーケット』読了
オービタル・クラウドにつづいて著者の本を読んだ。
オービタル・クラウドがかなりハードなSFだったので、非常に論理的な小説を書く人だなと思ったが、この本もそうだ。IT知識もしっかりしていて、Web開発周りのことは一通り理解していると思われる。また、今回の小説では仮想通貨周りのことも出てくる。そのあたりもしっかり書けている。そういった仕事もされた経験があるのだろうか。
この小説はちょっと先の世界を舞台にしていて、通常の通貨とともに仮想通貨が広く流通しており、それが裏の社会を構築している。表の社会では税金として消費税を取られるが、仮想通貨を流通させる取引では消費税を払わないので、みんなが仮想通貨側にいってしまう。本当にこんな社会になってしまうかもしれない。ほんといったら借金を返せるかどうかわからないくらいの借金を政府がしているとか、いまじゃあその借金を日本銀行が買い取ると言ったわけのわからない政策をやっていて、ひたすらお金をばらまいているのだけど、本当にそれで保つのとか心配になってしまう。でも、そうやっても思い通りにならないって政府の政策も失敗なんじゃないのって思ってしまう。
借金を後の世代に回しちゃだめでしょ。

まあ、そこまで重い話ではなく、仮想通貨とその取引を把握しようとした組織との攻防なんかが語られて、非常に面白かった。技術をしっかり捉えているので、IT技術者が読むと頷いてしまうくらいよくかけていると思う。登場人物も非常にうまくかけているし、技術者の一人が女性というのもいい。チームで対応するというのもいい。読んでいて心地よかったし、スイスイ読めた。良い参考書だな。

アンダーグラウンド・マーケット
アンダーグラウンド・マーケット藤井太洋

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暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス

結城 浩著『暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス』読了
ほとんど斜め読み。
案外しっかりしていたので、拍子抜け。著者の数学案内本みたいな感じでくだけてはいなかった。
過去の暗号技術なんかも解説されていて面白かった。たとえば戦時中に使われたエニグマ暗号機なんかも取り上げてくれていて、面白かった。
現代の共通鍵暗号方式については非常に詳しく解説されていた。
また、ビットコインに絡むブロックチェーンについても少しは出て来るなど、入門書としては一通り全部出てくる。非常に参考になった。

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