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火星の人

アンディ・ウィアー著『火星の人』読了
映画はまだ見ていない。
火星の有人探査中に一人の科学者が取り残されることとなる。取り残された科学者が、いかに生き延びて助けが来るのを待てるのか、そして地球からはどうやって助けるのかを描くSF小説。
いかにもアメリカ的。火星に取り残されちゃったけど、落ち込むこともなく、なんとかして生き延びる手段を考える。まず、地球との通信手段を復旧させる。そして、食料を確保する。そのために農園を作り、そこでじゃがいもを生産する。水を作る。水素も作る。移動手段を作る。何でもありだ。
地球からも、助けるためにロケットを飛ばすが、一回目は失敗。中国に協力してもらって、そして火星から戻ってくる宇宙船をもう一度火星に送って、なんて本当に何でもありだ。
当然ながらハッピーエンドに向けて全力疾走なんだけど、そこまでにいろいろある。最後も手に汗握る。宇宙船では降りることは出来ないから、火星大気圏まで打ち上げされなければならない。その軌道が多少狂って、捕まえられないかもしれないところまである。手に汗握るねぇ。こりゃ、映画も面白いんじゃない。

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)
火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)アンディ・ウィアー 小野田和子

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