« 彼女のいない飛行機 | トップページ | リライト »

孤狼の血

柚月裕子著『孤狼の血』読了
このミスランクイン作品
さすがにこのミスに入っただけあって、非常に面白かった作品。
主人公は新米の刑事。暴力団担当の上司について仕事に当たることとなるが、おりからの暴力団の抗争に巻き込まれる。暴力団の方はそれぞれの組が勢力争いで相手の組を潰そうとする。それをうまくまとめようとする上司。実は主人公はこの上司を見張るために送り込まれたスパイだった。
上司が左遷させられないのは、警察内部のスキャンダルを掴んでいるから。それを公表させないようにさせている。抗争はいっそうレベルが上がり、ついに犠牲者も出る。その時主人公の取った道は・・・。
警察の内部を扱った小説としては非常に面白かった。黒川博行氏のミステリーにも通じるところがある。非常にテンポが良くて読みやすい。しかも、このシリーズはいろいろ展開させられるのではと思わせてくれる。実際にシリーズ化されるかどうかは分からないが。良い小説を読んだという実感がある。

孤狼の血
孤狼の血柚月裕子

KADOKAWA/角川書店 2015-08-29
売り上げランキング : 6733

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
朽ちないサクラ ウツボカズラの甘い息 戦場のコックたち パレートの誤算 ヨイ豊

|

« 彼女のいない飛行機 | トップページ | リライト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/66291/63731207

この記事へのトラックバック一覧です: 孤狼の血:

« 彼女のいない飛行機 | トップページ | リライト »