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パレートの誤算

柚月 裕子著『パレートの誤算』読了
このミス大賞を取った著者の小説。
この小説は生活保護を取り扱っている。主人公は市役所の社会福祉課に臨時採用された女性。
同僚がケースワーカーとして生活保護を受けている人にヒアリングをしにいった先で殺されて、アパートを放火される。被害者が高額の腕時計を多く所持していたことから、貧困ビジネスに関わっていたのではないかという疑問を抱く。同時に、生活保護を受けていた青年が殺されるが、実はその青年は暴力団に関係があった。そこから、暴力団による貧困ビジネスが少しずつ明らかになっていくが、意外な犯人グループが明らかになる。
貧困がビジネスになるっていうのは、暴力団が国民に血税をむしりとっているということであってはならないことだ。でも、目をつける奴はいるってこと。制度を作るとその制度をうまく利用してお金儲けする奴が必ず出てくる。仕方がないが。生活保護ってものも、ちゃんとやっているけど生活できなくなっちゃった人に一定期間保護するってのがもともとの制度だったと思うけど、それを利用しちゃうんだよね。まあ、悪いやつを見つけるのは結構難しい。そういった人がオレオレ詐欺とか、先日のコンビニATMで18億引き出すんだから、すごいよね。あの18億引き出したグループのプロジェクトマネージメントは学びたいものだね。そのぐらいすごいことだわ。

パレートの誤算
パレートの誤算柚月 裕子

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