« 巧妙な詐欺メール | トップページ | 身代わり島 »

ラストフロンティア

楡 周平著『ラストフロンティア』読了
今回はお台場にできるカジノのお話。もちろんフィクションだ。
国会では何回かカジノ法案が提出されているが、賛成の議員も多いが今のところ反対の議員のほうが多いので、なかなか成立しない。それも時間の問題かもしれない。
日本にできるカジノだから、日本特有のカジノのゲームを導入しようということで、丁半をやることに。まさにヤクザの賭場を再現する。さすがに映画ぐらいでしか見たことないが、日本人でもルールを知らないだろう。たしかに、ヤクザのゲームという印象が強いから、もし、日本でカジノが許可されても、丁半はやらしてもらえないだろう。
そのことよりも、ギャンブルの還元率の話のほうがおもしろい。日本の公営ギャンブルは運営側が取り過ぎだと。宝くじなんか半分以上持って行ってしまう。パチンコのほうが還元率がいいくらいだ。パチンコはギャンブルではないことになっているらしいが。いかにも日本的なオモテウラの考え方でパチンコは許可されている。最近は警察庁が本格的な取り締まりをやるのではないかということで話題になっているようなことをネットで見たが、そもそもパチンコは警察と非常に近い関係があるのだが、自分の首を絞める事を警察は本当にやるのかな。

海外ではカジノは許可制となっているので、自分もラスベガス、シンガポール、チェジュ島でカジノに行ったことがある。でも、なかなかルールが理解できないので、ポーカーやブラックジャック、ルーレット、バカラなんかはとても出来ない。なので、いつもスロットだけやってきた。でも、次はルーレットくらいはやってみたい気がする。賭けるのは普通にできるけど、ディーラーにチップをやるのがわからないんだよね。そんなところまでのルールがわからないと楽しめないよね。まあ、じっくりやるだけの時間があれば、覚えるだろうし、そうするとまた行きたくなっちゃうし。それはそれで困っちゃうかもしれない。いつのことやら。心配しても仕方がない。

ラストフロンティア
ラストフロンティア楡 周平

新潮社 2016-02-22
売り上げランキング : 38906

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

|

« 巧妙な詐欺メール | トップページ | 身代わり島 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ラストフロンティア:

« 巧妙な詐欺メール | トップページ | 身代わり島 »