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だれもが知ってる小さな国

有川 浩著『だれもが知ってる小さな国』読了
佐藤さとるさんの書かれたコロポックル物語の続編というか、つながっている話を書いてくれた。さすがは当代随一のストーリーテラー。いいお話にまとまっている。
主人公はハチ屋の息子。ハチ屋さんというのは、はちみつになる花を求めて本州を南から北へ旅をする。その終着が北海道で、夏に北海道まで行って一年が終わる。その北海道で、小人に出会う。同じ頃、別のハチ屋の娘さんも同い年で同じ小学校に転校してくる。そこでの出会いや、北海道で友達となった人との交流を描いている。
小人を見たことは誰にも言ってはいけない約束だったので、ずっと黙ってきていたが、やがてこの二人が結婚することとなり、そのことから娘さんも同じように小人(女の子)を見ていたことがわかり、人間と小人家族の交流がこれから始まるというところで終わる。うまく続けていけば、シリーズ化もできるけど、これはこれで終わりでもいい気がする。
佐藤さとるさんのコロボックル物語は教科書にも載っていたような気がするが、小学生のころ、図書館で読んだ記憶もある。いわゆる定番なのだろう。最近子供たちは読書をどのようにしているかわからないが、いい小説に子供の頃に触れるとその後の読書人生が変わると思うので、この本も含めて読んでもらいたいと思う。

だれもが知ってる小さな国
だれもが知ってる小さな国有川 浩 村上 勉

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コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book) コロボックルの世界へ コロボックルの小さな画集 IN★POCKET 2015年10月号 倒れるときは前のめり

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