解錠師
スティーヴ・ハミルトン著『解錠師』読了
このミスの何年か前のベストテンだったかな。
主人公は言葉を離せなくなった解錠師。金庫破りや鍵開けの名人の域まで達した少年の物語。両親の事故で言葉を発することができなくなり、おじに育てられていたが、ひょんなことから鍵開けを学び、順に難しい鍵開けができるようになる。教わった先生から仕事の依頼をされる。泥棒の手伝いだ。もともとそのために特訓を受けたのだ。
いろいろな現場に行くのだが、だいたい鍵を開けること自体はそれほど問題ではないが、それ以外のところで問題が起きる。何度も命の危険が迫る。最後の仕事で大金を得るが、実は仲間割れによって非常に危ない立場に。
鍵開けの場面なんかは臨場感あって面白かった。長い小説だけど、面白く読めた。
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