« コレを買った | トップページ | 果てしなき渇き »

解錠師

スティーヴ・ハミルトン著『解錠師』読了
このミスの何年か前のベストテンだったかな。
主人公は言葉を離せなくなった解錠師。金庫破りや鍵開けの名人の域まで達した少年の物語。両親の事故で言葉を発することができなくなり、おじに育てられていたが、ひょんなことから鍵開けを学び、順に難しい鍵開けができるようになる。教わった先生から仕事の依頼をされる。泥棒の手伝いだ。もともとそのために特訓を受けたのだ。
いろいろな現場に行くのだが、だいたい鍵を開けること自体はそれほど問題ではないが、それ以外のところで問題が起きる。何度も命の危険が迫る。最後の仕事で大金を得るが、実は仲間割れによって非常に危ない立場に。
鍵開けの場面なんかは臨場感あって面白かった。長い小説だけど、面白く読めた。

解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)スティーヴ・ハミルトン 越前敏弥

早川書房 2012-12-09
売り上げランキング : 79794

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 氷の闇を越えて〔新版〕 ハヤカワ・ミステリ文庫 卵をめぐる祖父の戦争 (ハヤカワ文庫NV) オリエント急行殺人事件 ブルーレイBOX [Blu-ray] 犬の力 上 (角川文庫)

|

« コレを買った | トップページ | 果てしなき渇き »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 解錠師:

« コレを買った | トップページ | 果てしなき渇き »