« 天啓の殺意 | トップページ | オービタル・クラウド »

いとま申して 『童話』の人びと

北村 薫著『いとま申して 『童話』の人びと』読了
珍しくミステリーではない。
父親の日記をベースとした、昭和初期の童話作家たちの営みを丁寧に書いた小説。
面白いかというとちょっと疑問。私小説的。丹念に資料にあたっているところからこの時代をしっかり描き出しているところはすごい。作者の描写力には感服するところがある。
続きがあるということなので、そちらにも期待。

いとま申して 『童話』の人びと (文春文庫)
いとま申して 『童話』の人びと (文春文庫)北村 薫

文藝春秋 2013-08-06
売り上げランキング : 99482

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
飲めば都 (新潮文庫) 慶應本科と折口信夫 いとま申して2 ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫) 9の扉 (角川文庫) 元気でいてよ、R2‐D2。 (集英社文庫)

|

« 天啓の殺意 | トップページ | オービタル・クラウド »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いとま申して 『童話』の人びと:

« 天啓の殺意 | トップページ | オービタル・クラウド »