ゼロの迎撃
安生 正著『ゼロの迎撃』読了
『土漠の花』を読む前にこの本を読んでいた。こちらも自衛隊がテロと戦う話。
こちらは東京都心で北朝鮮のテロ部隊にマンションを占拠されるという話。
なぜ、北朝鮮が単独でテロを行うかということについては裏に個人的な目的であったり、別の国の深い読みがあったりとあるのだが、そっちよりも実際にテロ攻撃が都内で起きたらということでそれは面白かった。
お役人は過去の事例とか法治国家であるから法律に照らしてとか、自衛隊員の反撃で一般の人に犠牲者が出たらどうするか、個人財産にどこまで配慮しないといけないとか、お役所仕事だねって感じがよく書けている。実際そんな感じなんでしょう。その時が来たらどうするんだろう。自衛隊は当然そういったことも研究しているはず。していなかったら悲しくなる。
でもやっぱり70年戦争に巻き込まれていない国なんだから、平和ぼけしている。本当にテロ攻撃されたらどうなっちゃうんだろう。イスラム国がテロとして日本向けの飛行機のハイジャックなんかしたらどうするんだろうね。いや、明日東京で爆弾騒ぎがあったっておかしくない。怖い時代に生きているんだ。
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