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KAMIKAKUSHI 神隠し

長野慶太著『KAMIKAKUSHI 神隠し』読了
たまたま題名に惹かれて手にとった。話し的には面白かったが、いまいちかな。
ロサンゼルス国際空港で一人の少年が行方不明となった。果たして少年はどこに行ったのか。誘拐されたのか。ちなみにボディーチェックを通過したあとなので、そう簡単にはどこかに行けるはずの無いシチュエーション。なかなか状況的には面白い。
日本とアメリカでは常識が違い事があるのだが、先日読んだ話の中で、アメリカでは誘拐は日常茶飯事だとか。スーパーで買物をしている最中に子供がいなくなり、あわてて係りの者に話したら、即座にそのスーパーが閉鎖されて、出入り禁止となり、警察がやってきて一人ひとりを確認して出していくような事態になったとか。子供の方はちょっと別のところで遊んでいたらしいが、そういう状況で誘拐とかが普通にあるのだと言っていた。日本では考えられない。
さて、この話、題材とか内容は悪くないのだけど、話にスピード感がない。子供がいなくなって、時間が経つのに大騒ぎになるわけでもない感じがある。神かくしにあったかのような状況で、親は空港の監督責任を巡って裁判を起こす。これも日本の感覚からするとおかしい。まあ、アメリカだからね。
意外な犯人と目的が最後にわかるが、そうだったのかって納得はするものの、そうなんだってちょっとおもった。
この作品、日経の賞を取っているらしい。うーん、どういう選考基準なんだろう。日経の人ってミステリー得意じゃないのかしら。

KAMIKAKUSHI 神隠し
KAMIKAKUSHI   神隠し長野慶太

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