記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞
門田 隆将著『記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞』読了
東日本大震災の折、福島県の新聞福島民報の記者たちの行動を通して、福島の状況を描いているルポルタージュ。
地震のあと、多くの記者たちが取材のために海に向かったらしい。そこで津波に遭遇した記者も多い。まさに九死に一生を得ている。そのことが記者という職業の人から正確な内容で語られているのはすごい。残念なことに一名の記者さんが津波に巻き込まれて亡くなっている。
記者を取材するという視点、および福島という原発事故の中心を取り上げている点は非常に面白かった。原発事故はまだまだ先の長い後始末が待っている。この点も、著者にはルポをしてもらいたいと思っている。
記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本) | |
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