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ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時

三上 延著『ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時』読了
シリーズ5冊目。
なかなか先に進まないが、やっと主人公たちが付き合いだした感じ。
また、主人公の女古書店店主の秘密が少しずつわかってくるなど、着実に進んでいる。
今回は手塚治虫の作品集に関する謎を解いてくれる。自分も若い頃に火の鳥シリーズは結構読んでいる。昔の漫画がたぶんどこかの段ボール箱に入れたまま倉庫の中に入ったままだとおもう。整理したほうがいいんだろうけど。お宝ならばいいけどね。
早く次を読みたいのだけど、なかなか順調に行ってくれないみたい。

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)三上 延

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ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫) ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫) ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫) ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) 栞子さんの本棚  ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)

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満願

米澤 穂信著『満願』読了
短篇集。
ミステリーとホラーの要素の混ざった短編を集めたもの。同じテーマがあるわけではないが、似たような雰囲気を出している。ただ、短編を集めただけになってしまっている。ちょっと切れ味がない気がする。それぞれの短編はある程度以上のレベルはあって、読んでいて面白いのだが、ちょっと物足りなさも感じる。
著者の長編を読みたい。

満願
満願米澤 穂信

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世界堂書店 (文春文庫) ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア) 貘の檻 代償 (単行本) あしあと

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数学ガールの秘密ノート/式とグラフ

結城 浩著『数学ガールの秘密ノート/式とグラフ』読了
前作と同様、読者層をやや下げて中高校生でもじっくり理解できるように書いた作品。
恒等式、連立方程式、放物線、双曲線など、中学校でも出てくる話を非常にわかりやすく図などを使って説明している。こういう本を副教材として数学を勉強すれば、数学好きの学生が出てくると思うのだが。
このシリーズは気楽に、しかも時間をかけずに読めるところが面白い。いいんじゃない。

数学ガールの秘密ノート/式とグラフ
数学ガールの秘密ノート/式とグラフ結城 浩

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数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう 数学ガールの秘密ノート/丸い三角関数 数学ガールの誕生  理想の数学対話を求めて 数学ガール ガロア理論 (数学ガールシリーズ 5) 数学ガール 乱択アルゴリズム (数学ガールシリーズ 4)

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教場

長岡 弘樹著『教場』読了
このミスランクイン。
警察学校を舞台としたミステリー短篇集。
警察学校が本当にこの話のようなところだったら、ちょっと驚きなのだが、中では仲良しこよしのところはなくて、相手の足の引っ張り合いをしている印象を受けた。
警察官となるためにしっかり育てるのを第一目標としているが、中には適正が合わない人物もいるので、そういった人は早々に離脱=退職してもらうことが描かれている。ある意味、それでいいのかもしれない。市民の安心安全を守る警察官なのだから、それなりの使命感がなければいけない。
それぞれの短編はなかなかおもしろく、そして考えさせられるものだった。警察官という仕事は楽ではないのだね。あたりまえだけど。
こういった話に焦点を与えてくれると、視点が変わっておもしろい。次の作品も期待したい。

教場
教場長岡 弘樹

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数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう

結城 浩著『数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう』読了
数学ガールシリーズの派生でもう少し簡単なところを優しく説明しているシリーズ。
たまたま手にとったが、このシリーズも幾つか本が出ている。
整数の数列や素数の発生順序などを図式化して説明していて、非常に興味深い。
こういった本で小中学生が算数や数学に興味を持ってもらえるとその後も苦手意識を持たずに学習していけると思うのだが。

数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう
数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう結城 浩

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北乃杜高校探偵部

乾 くるみ著『北乃杜高校探偵部』読了
短篇集。
高校の同級生達が探偵部みたいなものを結成し、高校にまつわる謎を解いていく短篇集。
最初の方はミステリーっぽいが、だんだん謎解きはほったらかして青春小説になっていっている。それはそれで面白いが、謎解きはどうなっちゃうのって思った。
冒頭の短編で逍遥歌が出てくる。高校の応援の一つに逍遥歌ってのがあったって思い出した。高校一年の応援練習で歌わされたけど、実際の野球の応援なんかでも、一度歌ったかどうか。すっかり忘れてしまっている。懐かしいといえば懐かしい。
もうすでに、子供も高校を卒業してしまったので、高校というものも縁遠くなってしまった。孫ができて高校に近づくのはいつのことか。

北乃杜高校探偵部 (講談社ノベルス)
北乃杜高校探偵部 (講談社ノベルス)乾 くるみ

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丑三つ時から夜明けまで (光文社文庫) キングを探せ (講談社ノベルス) 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社ノベルス) 鏡の城の美女 (講談社ノベルス) シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス)

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狼の牙を折れ: 史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部

門田 隆将著『狼の牙を折れ: 史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部』読了
ノンフィクションが続いている。
ちょっと昔の事件だが、東京で連続爆破テロが起きた。今の日本でテロなんてちょっと考えられないくらい平和になっちゃっているが、昔は過激派というものがいて爆弾事件などを起こしていた。
普通に生活をしている大学生や社会人が実は休日などに爆弾を作っているなんてなかなか想像もできない。腹腹時計という爆弾作りの手引書があって、発禁処分となったのは新聞沙汰となったのでよく覚えている。それを参考に爆弾テロを行った犯人グループを警視庁公安部が追い詰めたというルポである。
犯人は逮捕され、懲役刑となったがその後のハイジャック事件で超法規的処置で人質と交換となりその後北朝鮮に逃れたとか。そういう時代もあったんだねって感じ。いまとなっては懐かしいだけ。
その後の世の中は良くなったのか。甚だ疑問だが、過激派のような先鋭的な若者は影を潜め、一極集中的な首都機能と疲弊するだけの地方の二分化が起きている気もする。同じようなことが今中国などでは起きていて、地方で爆弾テロなんかが起きているのかと思うと、これからまだまだ中国はばたばたするんじゃないかとも思う。でも、あの大きい国がバタバタすると、周りも巻き込まれて大変だ。

狼の牙を折れ: 史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部
狼の牙を折れ: 史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部門田 隆将

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この命、義に捧ぐ    台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡 (角川文庫) 記者たちは海に向かった  津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本) 新版 裁判官が日本を滅ぼす (WAC BUNKO) 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日 (新潮文庫 か 41-2)

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記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞

門田 隆将著『記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞』読了
東日本大震災の折、福島県の新聞福島民報の記者たちの行動を通して、福島の状況を描いているルポルタージュ。
地震のあと、多くの記者たちが取材のために海に向かったらしい。そこで津波に遭遇した記者も多い。まさに九死に一生を得ている。そのことが記者という職業の人から正確な内容で語られているのはすごい。残念なことに一名の記者さんが津波に巻き込まれて亡くなっている。
記者を取材するという視点、および福島という原発事故の中心を取り上げている点は非常に面白かった。原発事故はまだまだ先の長い後始末が待っている。この点も、著者にはルポをしてもらいたいと思っている。

記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本)
記者たちは海に向かった  津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本)門田 隆将

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河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙 (文春文庫) 福島と原発 2: 放射線との闘い+1000日の記憶 前へ!: 東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録 (新潮文庫) 海よ里よ、いつの日に還る――東日本大震災3年目の記録 そして、星の輝く夜がくる

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レイク・クローバー

楡 周平著『レイク・クローバー』読了
今回は寄生虫もの。
ミャンマーの未開の土地で資源開発を行っていた技師が原因不明の病で突然死する。しかも、一日足らずで急死してしまうという謎の病。亡くなった人の血液に触れた人が亡くなり、感染が疑われる。しかも、亡くなる直前に別の人に噛み付いて、感染させるという奇妙な動きで感染拡大させている。
アメリカのCDSから研究者が送り込まれ、新種の寄生虫の仕業ということがわかる。それが、別の秘密作戦行動中のアメリカの原子力潜水艦にも持ち込まれて、感染拡大し最終的には大統領の近くまで忍び寄る。
とまあ、ここまではテンポよく進んできて、さあ、どうなるんだろうと思ったところで急に幕引きしてしまった。どうして?
この展開だと、感染を疑われる人を隔離して、人と接触させないようにして安楽死させるしかないような気がする。まさに鳥インフルエンザや口蹄疫の際に家畜を飼育場ごと処分して穴に埋めちゃう形。それを想像させちゃうからここでやめちゃったのだろうか。
いずれにせよ、寄生虫で人が死ぬことはよくあることらしい。効果的な治療方法がわかっているものばかりではない。案外、相手も巧妙だ。昔見たある寄生虫の場合、鳥とかたつむりを媒介として生きているのだが、かたつむりから鳥に寄生するために、かたつむりの神経細胞に寄与して、鳥に見つけやすくするためにある行動をするのだとか。それによってかたつむりを見えやすくして、鳥に捕食されやすくしているというものがあった。すごい技。生きていくためにいろいろなことを繰り返している。
この小説は尻切れトンボでちょっとがっかりだったが、寄生虫の話は面白かった。

レイク・クローバー
レイク・クローバー楡 周平

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象の墓場 スリーパー (単行本) 遺産 THE LEGACY 首都崩壊 代官山コールドケース

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