体育館の殺人
青崎 有吾著『体育館の殺人』読了
第22回鮎川哲也賞受賞作。
なんか受賞作を次々読んでいるみたいだが、この本は表紙のイラストに惹かれたので。題名だけだったら、ちょっとダサくて手に取らなかったかもしれない。
高校の旧体育館であたかも密室のような状態が作られて、放送部の部長が殺される。周りには結構生徒などがいたはずだが、決定的な犯人は見つからず、意外な犯人を突き止める。そして、その犯人も実は仕組まれたものだった。
なかなかどろどろした動機でどうなんだろうと思ってしまうけど、高校の部活の雰囲気とか生徒たちの情景とかけっこう面白かった。
続きというか館シリーズがあるみたいなので、それを続けて読む予定。
体育館の殺人 | |
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