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舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵

歌野 晶午著『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』読了
このミス2013にランクインした『コモリと子守り』を読もうと思ったら、シリーズ物だということがわかって、そのシリーズ第一作を読んだ。
設定は刑事のおじさんとその姪のひとみ嬢が事件を解決するというものだが、じっさいにはひとみ嬢はきっかけをだしているだけで、それがうまくはまって事件の真相が見えてくるといった設定になっている。
このシリーズ、もう一冊この2年後の本があって、そしてやっと『コモリと子守り』になるとのこと。先は長いかな。

舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (光文社文庫)
舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (光文社文庫)歌野 晶午

光文社 2010-07-08
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舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 (光文社文庫) ブードゥー・チャイルド (角川文庫) 舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 (カッパ・ノベルス) コモリと子守り 安達ヶ原の鬼密室 (講談社文庫)

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模倣の殺意

中町 信著『模倣の殺意』読了
本屋で文庫を見て回っていたときに平積みされていたので気になって購入。
けっこう昔の小説なのだけど、ちょうど自分がミステリーを読み始めた時期とは合わなかったのだと思う。すばらしい出来のミステリーでびっくりした。
ある新人作家が自殺してなくなるが、その真相を探ろうと女性編集者とルポ作家が全く別々に探り出す。意外な真実が明らかになる。ネタバレとなるので詳しくは書けないが、いやーすっかりだまされた。最後までわからなかった。
この作家を復刊させた創元推理文庫がすごい。いいミステリー小説はこうやって日の目を見るべきだろう。

模倣の殺意 (創元推理文庫)
模倣の殺意 (創元推理文庫)中町 信

東京創元社 2004-08-13
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天啓の殺意 (創元推理文庫) 空白の殺意 (創元推理文庫) 三幕の殺意 (創元推理文庫) 一の悲劇 (ノン・ポシェット) 追憶の殺意 (創元推理文庫)

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骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト

服部 真澄著『骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト』読了
これはノンフィクションなのだろうか。
著者が夫を主人公として自宅の新築をドキュメンタリー風に書いたものだろう。
その家が古民家を使って新築するというか、古民家の材料を使って新しく家を建てたというもの。最初は古民家を移築するのかと思っていたが、単純に移築するのではなく、解体して部材を使い新しい家に仕上げるというものらしい。
これだと非常に手間がかかる。現在のようなプレカットされた木材でプラモデルの様に組み立てる家ではないので、設計も大変だし、大工さんも現場調整をしなくればならないし、それなりの腕がなくてはできないものだ。非常に手間ひまかかるということは高いということだ。
確かに、古民家は百年程度経っているものもあるので、木材としての価値とか品質もあるのだろう。現在の様に木材を使い捨てる家作りはおかしいのかもしれない。せいぜい30年程度で崩して新しい家を建てる。生活スタイルによって不便が出てくるのだけれど、改築の費用と解体して新築するのだとそう変わらないかもしれない。でも、改築する方が税金は安くなるのだとか。
リフォームするテレビ番組がはやったせいで、改築する人は増えてくるのかもしれない。そうすればまた改築のための技術も磨かれてきて、よりよくなるのかもしれない。

骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト
骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト服部 真澄

中央公論社 1998-11
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菩提樹荘の殺人

有栖川 有栖著『菩提樹荘の殺人』読了
犯罪学者と主人公のシリーズ。短編集。
どうも、印象に薄い小説ばかり。ミステリーはそうなんだけど、これでいいのか。
結構昔に書いた小説を持ってきたのか、なんとなく古さも感じる。どうなんだろう。

菩提樹荘の殺人
菩提樹荘の殺人有栖川 有栖

文藝春秋 2013-08-26
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光秀の定理

垣根 涼介著『光秀の定理』読了
著者の時代劇は珍しいのか。
安土桃山時代末期、明智光秀がまだ出世していないころに、一人の武士と坊さん崩れが光秀と出会う。
その中で武士はめっぽう腕が立ち、道場を構えて農民や武士を教える様になる。坊さんは路上で賭けをやって稼ぐが、その必ず勝つ賭けがこの本のミステリーたるゆえんだ。
4つの茶碗と一つの小石を用意し、相手に見せないでふせた茶碗の一つに小石を入れる。相手に一つ選ばせる。こちらは小石の入っていない2つの茶碗を開ける。相手が選んだ茶碗と残った一つの茶碗。どちらを選ぶ方が確率が高いのか。
これは数学で論争を呼んだ確率の問題である。4つだとなかなかわかりにくいが、これが100個の茶碗と一つの小石、98個の茶碗を開けるとすると、どちらが確率が高そうかすぐにわかるだろう。茶碗を開けるという行為によって確率が変動するのだ。おもしろい。
こういった確率の問題をミステリー仕立てにした著者のアイデアはすばらしい。
最近リストラの小説以外はあまり面白くなかったが、この小説は間違いなくベストテンに残る出来だ。

光秀の定理 (単行本)
光秀の定理 (単行本)垣根 涼介

角川書店 2013-08-30
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シュークリーム・パニック ―生チョコレート―

倉知 淳著『シュークリーム・パニック ―生チョコレート― 』読了
たまたま表紙の絵が気に入って手に取った本。短編集。
青春ものミステリー短編集。
競馬場で銀行強盗の仲間になる様に誘われる事件。実際に犯行が行われたのは近くにあった別の銀行の視点なのだが、なぜ、そこにくる様に言われたのか。なかなか興味深い。
また、高校生が8ミリで映画を撮る話は、青春ものとしてなかなかいい出来ではないかと思う。読み終わってさわやかになる。
シリーズというか姉妹本があるみたいだが、こちらもおもしろそう。

シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス)
シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス)倉知 淳

講談社 2013-10-08
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十一月に死んだ悪魔

愛川 晶著『十一月に死んだ悪魔』読了
表紙の写真が気になって手に取った作品。この女性は人形なんだ。驚き。ラブドールとか言って売っている。人間そっくりだし、いろいろな姿勢に動かすことも出来るらしい。お高いのはたしか。
小説の中身はいわゆる倒錯ものミステリー。現実と小説、現在と過去がいろいろ混じりあって、ちょっとわからないくなる。ラブドールを愛する男とかちょっと想像できないが、商品として売っているってことはそんなことしている人もいるのかな。
若干ついていけなかった。

十一月に死んだ悪魔
十一月に死んだ悪魔愛川 晶

文藝春秋 2013-09-25
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名探偵の証明 貴族探偵対女探偵 探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2 水族館の殺人 祈りの幕が下りる時

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高校入試

湊 かなえ著『高校入試』読了
もともとドラマのシナリオだったものから書き起こされた小説。
高校入試の行われる前後の日で、ある有名な県立高校の入試を描くミステリー。殺人は起きないがいろいろと入試のトラブルがいくつか出て、それを対処する教師たちを描く。
もとがドラマなので登場人物の最初の記述がやや薄い。なので、先生がたくさん出てくるけどどなたがどう行った人なのかよくわからないうちに話が進む。これがドラマなら登場人物がこの人って決まってくるので問題ないけど、人物相関図をつきあわせて読まないとわからなくなる。
しかし、簡単に携帯電話が無くなったり、試験中に携帯が鳴ったり、答案用紙が無くなるとかいろいろあるんだわね。採点の間違いとかもあるんだわね。人間が採点するんだから間違いはあるよ。それで、合否に影響してしまうのはたまらない。ぎりぎりのところの1点とかは確かに厳しいからね。
ドラマをDVDで見た方がいいんだろうか。

高校入試 (単行本)
高校入試 (単行本)湊 かなえ

角川書店 2013-06-28
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望郷 母性 祈りの幕が下りる時 サファイア 白ゆき姫殺人事件

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このミステリーがすごい! 2014年版

今年もこの本の出る季節となりました。

このミステリーがすごい! 2014年版
このミステリーがすごい! 2014年版『このミステリーがすごい!』編集部

宝島社 2013-12-09
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あと、今気になっている本。アマゾンで注文しました。

まんがでわかる7つの習慣
まんがでわかる7つの習慣フランクリン・コヴィー・ジャパン

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七つの会議

池井戸 潤著『七つの会議』読了
NHKのドラマになっていたので、読んだ。ドラマの方はまだハードディスクの中で見ていないが。
著者は会社関係のどろどろした人間関係などを書いたら、いま一番じゃないかと思う。
営業課長が急にパワハラで訴えられ、左遷させられる。でも、退職しないで人事部付きのまま残るというおかしさ。その周りでは微妙な動きがちらほら。
実は仕入れている部品の強度不足がみつかり、その強度不足の部品をコストダウンのためにあえて作らせて納入させていたことが判明する。そのことを仕掛けていたのが結局は経営トップだとわかる。みんなそろって偽装隠しに走ってしまっていた。
これが発覚して会社は整理されることになる。そりゃそうだわ、経営トップが偽装をやれなんて言った会社が残っては困る。でもなぁ、似たようなことはどこの会社でもあるんだよな。そこまでひどくなくても、表に出せない話とか適当にごまかしている話とか。
まだ時効ではないから私も話せないけど、一億円の利益をごまかしていた話とかね。横領したとかそういう話ではないから、刑事罰とかそういうことではないけど、会社の業績としては表に出せないから、裏工作で隠しちゃえとか。いやいや利益ではなかった、損失補填だった。まあいいか。
なかなか会社って所は奥が深い。そのうち首が回らなくなると思うけどね。

七つの会議
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増山超能力師事務所

誉田 哲也著『増山超能力師事務所』読了
連作短編集。
超能力を国が認め、国家資格として扱い、超能力師と命名される。この人たちが探偵の様に問題を解決する事務所ができる。
いやーおもしろい設定だわ。テレパシーや透視、念写などの超能力を持った人たちが正式に能力を鑑定されて、それを仕事にすることが出来るなんてすばらしい。相手が何を考えているかすぐわかっちゃうなんて、便利だわ。営業にはもってこい。採用の面接なんて一発じゃない。
なんか、このシリーズは続けていけそうなので、続編をお願いします。

増山超能力師事務所
増山超能力師事務所誉田 哲也

文藝春秋 2013-07-16
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ペテロの葬列 死神の浮力 Qrosの女 政と源 疾風ロンド (実業之日本社文庫)

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