離れ折紙
黒川 博行著『離れ折紙』読了
大阪の博物館に勤める古美術関係者を主人公とする短編集。
いつものようにだましだまされ貧乏くじをなるべく引かない様にしているが、けっきょく損したり、偽物をつかまされたり、うまいこと売り物にしようとしたものが価値が無くなってしまったり。
なんでも鑑定団が放送される様になって、お宝とされるものがいろいろ表に出てくる様になって、古美術関係もいろいろ潤っていたり、関心が深まっているのかもしれないが、やっぱり偽物が出てくるのが世の常で、なるべく偽物を引かない様に、しかも本物を安く手に入れる。これが一番。そのためには最低限の知識を手に入れなきゃ。あとは本物を多く見ることだな。
なかなか博物館とか美術館も時間をかけていったりしていないので、真贋の見分けは難しい。
離れ折紙 | |
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