凍土の密約
今野 敏著『凍土の密約』読了
シリーズ物を順に読んできたのだけど、どうも読んだ気がするなと思ったら、やっぱり過去に読んでいた。シリーズ第三弾だったのだが。
お話はまた、ロシアに絡む人たちが同じ手口で殺されていくという状況で公安警察もロシア関係の犯人と目される人物を追っていくのだが、殺人の同期が実は太平洋戦争末のソビエトとアメリカの領土争いにまつわる文書だということが最後の最後にわかる。それまでが長いんだけど。
そこにスポットを当てたかったのだとすると、ちょっと前が長過ぎ、後が短すぎ。
まあ、面白い小説だからすなおに読めるのだけれど。
凍土の密約 | |
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