三階に止まる
石持 浅海著『三階に止まる』読了
短編集。著者はミステリーの短編を書かせたら、いま一番の作家。この本も間違いない。
冒頭は観覧車に乗る二人。いきなりプロポーズから始まるが、観覧車は一周回る間になぞの解説を行う。論理の破綻も無く、すばらしい、
表題作はマンションのエレベータでなんでかわからないが3階に必ず止まるエレベーターの話。ちょっとオカルトがかっているが、面白い発想で良かった。
まったくはずれが無いというのはどれを取ってもいいということ。気持ちよく読める。
三階に止まる | |
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