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いつまでもショパン

中山 七里著『いつまでもショパン』読了
シリーズ第三弾。
今回の舞台はポーランド。ショパンコンクールと平行してテロや殺人事件が起きる。シリーズの探偵役はコンテストの参加者として、ここに現れ、最後には犯人を取り押さえる活躍までしてしまう。
途中コンクールの予選の場面とかがでてくるが、残念ながらクラシックにもショパンにも造詣のないわたしでも何となくわかる臨場感を表現していてよかった。
意外な犯人とテロとの関係や途中パキスタンの戦場まで出てくるところはちょっとドラマチックすぎると思ったけど、なかなか流れは良かった。シリーズの前作の登場人物も少し出てきて、つながりもすこしあったし、シリーズのファンにとっても楽しめる作品だったと思う。
これでまた一つ事件を解決して、日本に帰ってくるだろうからシリーズ続けてくださいね。楽しみにしてます。

いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)
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