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水はなんにも知らないよ

左巻 健男著『水はなんにも知らないよ』読了
水に波動を転写して・・・とか怪しいサイエンスものをばさっと切ってくれる。
ありがとうという紙を貼っておくと氷の結晶がきれいになる。ばかやろうと張っておくときれいな結晶ができないという話が一時期はやったが、教育の現場ではいまだにそういう話がまかり通っているとか。
科学とか理科をちゃんと勉強してきた人たちが言うはなしじゃない。なんで日本語を理解できるのか。おかしいということが当たり前だが、ころっとだまされてしまう。
なんか科学に対する基礎知識とかリテラシーとかが基本的に欠けてしまった人たちは信じてしまうんだろうな。だからだまされる。だまされていることに気がつかない。
科学的合理性が理解されないのは残念だ。人の言うことを妄信的に信じてはだめってこと。

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水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)左巻 健男

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たまさか人形堂それから

津原 泰水著『たまさか人形堂それから』読了
前作の続き。続編が出ているなんて知らなかった。
人形屋を相続した女の店主とそこで働く人形師たち、その周りの同業者やコレクターなどの織りなす短編集。
一つ一つの話が結構濃厚で面白い。いろいろな人たちがいる。コレクターは骨董的価値を持つ人形に目がないし、髪の毛が伸びる人形があったり、話は面白い。
このシリーズは宝石箱を開けるような感じ。珠玉の一品という感じ。読み終わって清々しい感じにさせてくれる。話のネタはそんなにないと思うけど、シリーズとして続けてほしいものだ。

たまさか人形堂それから
たまさか人形堂それから津原 泰水

文藝春秋 2013-05-24
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リセット

垣谷 美雨著『リセット』読了
けっこう使い古されたタイムワープ的な小説だが、結構面白かった。
最近でもこういった時間をさかのぼったりする話は結構あるが、記憶にあるのは北村薫、あと、ケン・グリムウッドのリプレイとか。
この話はリプレイに近いか。なかよし3人組の中年の女子が久しぶりに出会い、とある居酒屋に出かけ、地下の1室に招かれる。店の男性がある操作をすると30年前の高校時代に戻ってしまった。
そこから3人が3人とも前の人生とは違う生き方の人生を歩むのだが、どうもうまくいかない。もう一度やり直すために居酒屋が出来るのを待ち、そしてもう一度ワープする。果たして今度はどこに戻るのか。
意外な結論かもしれないが、なかなか人生をやり直す機会ができたとしても、やり直せるわけでもない。何年も生きていればいいとか何回もやり直せるのがいいというわけでもない。なかなか深い話になった。
非常に面白い展開で読ませてもらった。案外いいタイムワープものになっていると思う。

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リセット (双葉文庫)垣谷 美雨

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おかわり、進んで手上げた娘

朝日新聞の報道で見た。
おかわり、進んで手上げた娘

アレルギーを持つ小学生女子が、給食の完食のためにふだんは行わない『おかわり』をした。
結果的にその食べたもので急性アレルギー症状がでて、亡くなったとのこと。

今日の一番悲しかったニュースだ。

完食の記録を達成するために率先して手を挙げておかわりを食べたのに。
惜しむらくは急性アレルギー症状が出た時点で対処するための注射をなぜ打てなかったのか。
適切の注射をしていれば、もしかしたら助かっていたかもしれない。

ご冥福をお祈りしたい。

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ニュータウンは黄昏れて

垣谷 美雨著『ニュータウンは黄昏れて』読了
ニュータウンの分譲マンションに住む人たちの現代の話。おそらくどこのマンションもこんな問題が出てくるのだろう。
高校の合唱部だった女子3人のストーカーやセクハラの話も絡み合い、現代のどこにでもある都会の家庭の話が展開される。身につまされる。
そもそもマンションなどは区分所有なので、もしも立て替えなどということとなったら、住民の同意を取らなければならなくなる。震災以降全員の同意ではなくなったと記憶しているが、要は問題の種が転がっているということだ。意見がすべて一致することは限りなく難しい。
マンション建て替えも、昔であれば周りの土地も巻き込んでさらに大きなマンションを建てて、増えた部屋分を分譲し、その代金も入れこんで建設資金にするということができた頃もあっただろう。現在の先の見えない状況では新築マンションであっても場所が良くなければ売れ残る。そういったリスクも考えるとこのような方式での建て替えは難しいだろう。
家の同様だろうけど、死ぬまで住むのは可能かもしれないが、その後をどうするのかも考えておかないといけないのかな。
だからマンションを購入するというのはリスクがあるということか。そこまで割り切っていられるのならいいのだけど。そもそも建て替えしなければならないようなマンションを建てるのが悪いのか。私は建築屋ではないのでそもそもマンションがどの程度持つはずなのかわからないけど。

ニュータウンは黄昏れて
ニュータウンは黄昏れて垣谷 美雨

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静おばあちゃんにおまかせ

中山 七里著『静おばあちゃんにおまかせ』読了
大学生とそのおばあちゃんが謎を解く連作短編ミステリー。
警視庁の刑事が素人の女子大学生とそのおばあちゃんに事件の解決をお願いするなんてちょっとありえない設定だが、けっこうおもしろく読めた。
話がスムーズに展開するのは著者の技だと思うけど、ミステリーとしても十分面白い内容だ。
残念ながら、最後のところでこの短編集を終わらせてしまう展開となっているけど、できれば続けてほしいものだ。長編でちょっとだけ復活とかあったらおもしろいのに。この登場人物たちがけっこう内容が濃いので、続編を作ってもいいと思う。

静おばあちゃんにおまかせ
静おばあちゃんにおまかせ中山 七里

文藝春秋 2012-07-12
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なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日

門田 隆将著『なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日』読了
先日読んだ『死の淵を見た男』が非常の良かったので、著者の他の本を選んで読んだ。
この本もいい。題材がいいのだけど、あまり感情とか勝手な考えを表に出さず、主人公である本村氏の行動、考えを丹念に記述しているのがいい。しかもきわめて正確。何が真実なのかを明確にしてくれた。
冒頭での犯人を絶対に殺すと言った感情的なものや、犯人が差し戻しの高裁で主張を変えたところなど完全に主人公に感情移入してしまった。自分も同じ状況に置かれたら、同じ考えを持つだろう。そのくらい明確にこの時代を生きている感じがした。

著者はこの本でもそうだが、よくまとめている。しかも読む人に対してわかりやすく書いている。非常に読みやすい。引き続いて、次の本を読んでみたい。

なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日 (新潮文庫 か 41-2)
なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日 (新潮文庫 か 41-2)門田 隆将

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか 尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故 (小学館文庫) この命、義に捧ぐ~台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡~ 罪と罰

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未盗掘古墳と天皇陵古墳

松木 武彦著『未盗掘古墳と天皇陵古墳』読了
たまたま図書館で見かけた本。
著者は自分とほぼ同年代。
自分も高校のときにたまたま入った郷土研究部で古墳の発掘をやってから、都合6年くらいバイトなどで発掘や測量に関わってきた。土地的にあまり古墳とかが盛んでない静岡だからたかがしれているが、浜松の北の方で前方後方墳を測量で”発見”したりした。懐かしい話だ。もう、30年も前の話だからね。
発掘は現場仕事なのだけど、単に掘るだけでなく、そこから丹念に記録取りをしないといけない。掘り出してしまえば残らないものだから、記録が大事なのだ。著者も未盗掘古墳の発掘に携わって、その報告書作りが大変だと述べている。発掘した結果を科学的にまとめる作業だから大事なのだ。でも、中には掘るだけ掘って、遺物を取り出したらあとはほっておいて、報告書が宙に浮いてしまっているとかいう話も聞く。残念だ。
著者が述べている様に、発掘することだけに意義があるのではなく、ちゃんと記録にまとめる事が大事なのだ。天皇陵とされている古墳も十分な準備をして、一つ一つ丁寧に発掘して、科学的に分析をすることが大事なのではないかと思う。

未盗掘古墳と天皇陵古墳
未盗掘古墳と天皇陵古墳松木 武彦

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発掘された日本列島2013 新発見考古速報 画像解析によって判明した古墳墓碑 下 ビジュアル版 古墳時代ガイドブック (シリーズ「遺跡を学ぶ」別冊04) 画像解析によって判明した古墳墓碑 上 歴史人 2013年 06月号 [雑誌]

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

門田 隆将著『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』読了
3.11で福島第一原発の所長をしておられた吉田さんが亡くなられたニュースが流れ、NHKのニュース9で著者の門田さんが出演されていたので、図書館で借りて一気に読んだ。
関係者から多くの話を聞いて、非常に良く事実をまとめられているノンフィクションだ。あのとき原発内ではなにが起きていたのか、何をしようとしていたのか、何が出来なかったのかがよくわかる。外からニュースからだけで状況を聞いていた人間にはわからない、現場ならではの苦労があったことが改めて良くわかった。
現場ではまさに、最悪の状態をいかに防ぐかの方策をひとつひとつ死にものぐるいでやっていたのだろう。それを遠く東京からTV会議であれこれ言うなんてナンセンスだ。
障害が起きている状況に置かれた人間でなければわからない感覚というものがある。自分もシステムの運用を担っているので、いくつかの障害の現場に遭遇したこともある。すべての情報は現場にある。そとからあれこれ言ってくるのは仕方がないことだが、一番正しいだろう判断は現場でしか出来ない。もし、現場の対応がおかしいというのなら、現場に来て状況をすべて聞いた後に判断をすべきだ。
今回の原発事故に関して言うなら、事業者である東京電力が事故処理を行うのは当たり前だし、一番詳しいのは現場の人たち。それに外からあれこれ言うのはどうか。同じ情報をもとに検討をするというならわかるし、同じ経験をした経験者から助言を行うというならわかるが、現場をよく知らない役人とか政府関係者があれこれ言うのはおかしいし、そもそも東京電力の本店がちゃんと機能していなかったことが一番の問題だった。
現在も事故処理が行われている中で、あと50年とか100年とかかかる作業をやっていくのは大変なことだ。ある意味、あの地域を国で買い取って、別の役割としてつかうとか抜本的な対策が必要なのではないかと思う。残念ながら、今生きている人たちが生きている間に元通りに戻ることはないだろう。だからこそ、もっと抜本的な対応が必要だと考える。
事故当時に非常にすばらしいリーダーシップで事故処理に当られた吉田所長のご冥福をお祈りしたい。

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日門田 隆将

PHP研究所 2012-11-24
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なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日 (新潮文庫 か 41-2) 福島原発の真実 最高幹部の独白 カウントダウン・メルトダウン 下 カウントダウン・メルトダウン 上 この命、義に捧ぐ~台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡~

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ヒートアップ

中山 七里著『ヒートアップ』読了
途中まで読んで『魔女は甦る』の続編だということに気がついた。単独で読んでも面白いけど、当然続けて読んだ方がおもしろい。ちょっと書いておいてくれるとありがたいのだが。
麻薬取締官が主人公。ヒートという新種の薬物を追っている。人間の攻撃能力を極限まで高めてくれる能力を持つヒート。暴走族などの抗争に使われることを恐れて、売人を取り締まろうとしているなかでその売人が殺される。
一応殺人ミステリーの形にはなっているが、ミステリーにしなくてもよかったかな。
外国の製薬会社が開発した、おもに兵器としての薬剤が一般に出回って、大変なこととなる過程を描いているが、シリーズ第二弾で前作で亡くなったとしていた登場人物が実は生きていたということで、もう一波乱出来る布石は播かれた。
次作にも期待したい。

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予知夢

東野 圭吾著『予知夢』読了
ガリレオシリーズの短編集。
いろいろ不思議な現象で殺人事件が起きるが、超常現象ではなく、物理現象で説明してくれるところはすっきりできる。
ガリレオシリーズは最近も映画化されているが、著者は非常に科学的知識が深くて本当に感心してしまう。

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いつまでもショパン

中山 七里著『いつまでもショパン』読了
シリーズ第三弾。
今回の舞台はポーランド。ショパンコンクールと平行してテロや殺人事件が起きる。シリーズの探偵役はコンテストの参加者として、ここに現れ、最後には犯人を取り押さえる活躍までしてしまう。
途中コンクールの予選の場面とかがでてくるが、残念ながらクラシックにもショパンにも造詣のないわたしでも何となくわかる臨場感を表現していてよかった。
意外な犯人とテロとの関係や途中パキスタンの戦場まで出てくるところはちょっとドラマチックすぎると思ったけど、なかなか流れは良かった。シリーズの前作の登場人物も少し出てきて、つながりもすこしあったし、シリーズのファンにとっても楽しめる作品だったと思う。
これでまた一つ事件を解決して、日本に帰ってくるだろうからシリーズ続けてくださいね。楽しみにしてます。

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場末の文体論

小田嶋 隆著『場末の文体論』読了
いまコラムを書かせたら10本の指に入るオダジマさんのコラム集。
このレベル、文量のコラムをコンスタントに書けるこの人の引き出しの多さには驚く。しかも文学的な表現も多い。あわてて辞書で調べてしまったり。
なかなか勉強になる。

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アルカトラズ幻想

島田 荘司著『アルカトラズ幻想』読了
結構長い小説だが、一気に読めた。
でも、このミステリーはなに?amazonの書評でも意見が分かれている。力技といえば力技だし、途中でどうなっちゃうんだろうと思える展開。中でも重力の論文のところはどう理解していいのかよくわからない。どこまでが正しくて、どこからがフィクションなんだろう。
恐竜はこの地球では重すぎてスムーズに歩き回ることが出来ない?重量から考えるとうなずけるかもしれないけど、本当にそうなのかな。疑問だらけ。
冒頭にあった凄惨な殺人事件現場から、この重力の話まで来て、まあ、殺人現場の状況は理解できた。そこからアルカトラズに行き、監獄の生活と脱走の話。まあ、いいよ。おもしろかったから。今度サンフランシスコに行く機会があったら、またアルカトラズに見学に行きたくなった。
で、パンプキン王国??。最後は原爆の話。つながっているのだけど、で、最初の殺人事件はどうでもいいの?重力の話はこれでおしまい。
なんなんだろうね。非常によくわからない読後感。どう理解していいんだろう。読み飛ばさずにもっと読み込めば良さがわかってくるのかしら。
私にはよくわからなかった。でも、一気に読ませる文章力には感服。このよくわからない読了感とこのボリュームには敬服してしまう。

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進々堂世界一周 追憶のカシュガル

島田 荘司著『進々堂世界一周 追憶のカシュガル』読了
旅行記の形でそこでの出来事を小説の形にしている。おそらくフィクションなんだろう。
不思議とそこに行った感じがしてくる。著者も旅行が好きなんだろう。
旅に出ると現地の方とふれあえることは非常に面白い。海外だと当然言葉もうまく通じないし、なかなか満足なコミュニケーションが取れないが、だからこそ面白いことが起きる。それが面白いのだ。
昨年は上海に4日間、台北に5日間行った。今年もそろそろ行きたくなってきた。でも、これから仕事が忙しくなるところだし、仕事は先が見えないし。
来年だな。来年は行こう。どこ行こうか。行ったことがない国がいいだろうな。

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進々堂世界一周 追憶のカシュガル島田 荘司

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ゴーグル男の怪 アルカトラズ幻想 写楽 閉じた国の幻 溺れる人魚 (文春文庫) 摩天楼の怪人 (創元推理文庫)

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