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日本に自衛隊がいてよかった 自衛隊の東日本大震災

桜林美佐著『日本に自衛隊がいてよかった 自衛隊の東日本大震災』読了
東日本大震災から2年半が過ぎた。あの記憶はすこし薄れてきてはいるが、あの時の自衛隊の活躍は覚えている。人命救助であったり、被災者の救護であったり、行方不明者の捜索であったり、避難所でのお風呂であったり、本当にいろいろやってくれた。自衛隊がいてくれて良かったと思った。
本来の仕事ではないのかもしれないが、国を守るということで派遣され、本当に国のために働いてくれた。なかなか表に出ることは出来ない立場かもしれない。被災者をおもんばかって人目につかないところで非常食を食べていたということも聞いた。自衛隊としては自己完結できなければならないということで、自衛隊の補給部隊からだけで災害支援活動を行ってくれた。
非常にありがたかった。

ただ、本来の仕事は国の守りである。あんまり表に出る仕事ではない。専守防衛だから、攻めていくわけにはいかない。攻められた場合に限って反撃し、国を守るという大事な仕事だ。
ある意味空気と同じでいい。無くなったら大変なことだけど、あることが当たり前。そんな存在でいてほしい。
この国に自衛隊がいてよかったと思える状態が長く続くことが大事だろう。

日本に自衛隊がいてよかった 自衛隊の東日本大震災
日本に自衛隊がいてよかった 自衛隊の東日本大震災桜林美佐

産経新聞出版 2011-09-11
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