狛犬ジョンの軌跡
垣根 涼介著『狛犬ジョンの軌跡』読了
たまたま手に取った。著者の本はほとんど読んでいるので。
題名でわかってしまうのだけど、神社の狛犬が本物の犬になっちゃう話。これだと何のことやらなんだけど、お話自体もなんのことやら。
設定は荒唐無稽なんだけど、それをとりまく情景はきわめてリアルに書かれていて、そのギャップがよくわからない。面白さを作り出そうとしているのかもしれないが、詳細な話と狛犬が犬になっちゃうシチュエーションがよくわからない。
なぜ、狛犬が犬になったかは途中でわかってくるのだけれど、だからなにって。その後どうなるの。主人公たちはどうなっちゃうの。よくわからない。それがいいという人もいるだろうけれど、私にはよくわからなかった。
狛犬ジョンの軌跡 | |
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