届け物はまだ手の中に
石持 浅海著『届け物はまだ手の中に』読了
心理戦を書かせたら当代随一。ネタバレになるのであまり書けないが。
殺人犯が幼なじみに生首を届けるという話。殺人の証拠として、そして復讐を成し遂げたという証として。
友人の家では子供の誕生パーティが開かれており、友人は2階にあがったまま、なかなか降りてこない。どうも降りてこない理由があるらしい。果たしてその理由とは。
犯人の立場で語られるこの話は非常におもしろい。現代のコロンボみたいだ。
犯人たちは逃げられるのかな。
届け物はまだ手の中に | |
![]() | 石持 浅海 光文社 2013-02-16 売り上げランキング : 181332 Amazonで詳しく見るby G-Tools |





| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント