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届け物はまだ手の中に

石持 浅海著『届け物はまだ手の中に』読了
心理戦を書かせたら当代随一。ネタバレになるのであまり書けないが。
殺人犯が幼なじみに生首を届けるという話。殺人の証拠として、そして復讐を成し遂げたという証として。
友人の家では子供の誕生パーティが開かれており、友人は2階にあがったまま、なかなか降りてこない。どうも降りてこない理由があるらしい。果たしてその理由とは。
犯人の立場で語られるこの話は非常におもしろい。現代のコロンボみたいだ。
犯人たちは逃げられるのかな。

届け物はまだ手の中に
届け物はまだ手の中に石持 浅海

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