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繚乱

黒川 博行著『繚乱』読了
大奥の話かと思わせる題名ですが、著者お得意の大阪の暴力団絡みの話です。
主人公はもと暴力団担当の大阪府警の刑事。不祥事があって警察官をやめて、競売案件の調査担当をしている。今回パチンコ屋の負債に伴い競売が行われるということで調査を開始すると、暴力団関係や警察天下り組などなどどろどろした利権絡みの関係者が多数やってきて、収拾がつかなくなる。そのうちに殺人まで行われて。
からくりのしっぽをつかみ、大金を脅し取ったはいいが、悪事は続かず。
まあ、けっこう長い小説だけど、非常にテンポよく面白かった。

繚乱
繚乱黒川 博行

毎日新聞社 2012-11-16
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