トラップ・ハウス
石持浅海著『トラップ・ハウス』読了
密室殺人もの
大学の卒業を控えて、同期の男女数人がトレーラーハウスに集まる。
入ったはいいが出られなくなり、様々なトラップが仕掛けられており、携帯電話はつながらない。そんな中、一人の男が首の後ろに針が刺さって死んでしまう。
犯人は誰か、その目的は。
意外にも(当然かもしれないが)、犯人は中にいて、その動機は前に交通事故でなくなった男の復讐だった。なかなか深い動機で、最後は全員をトレーラーハウスごと崖に落とそうとするが・・・。
時間的には半日程度のことを丹念に時間を追って書いており、非常におもしろい。スリルとサスペンスが詰まった小説になっている。
トラップ・ハウス | |
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