警視庁FC
今野 敏著『警視庁FC』読了
たまたま手にした本。
FCとはファンクラブの略ではない。フィルムコミッションだ。
警視庁が映画作りのお手伝いをする部局を作った。それがFC室。そこに兼務で4名の警察官が配属される。
映画作りが始まり、主人公がそこで警備などを始めるが、そこで助監督の殺人事件が起きる。たまたまいたということで、主人公たちが捜査をおこなうこととなる。もともと地域課所属なのでまともな捜査などやっとことがない主人公がいろいろ巻き込まれるが・・・。
途中から、何となく芝居じみている様に書いているが、実際に芝居だったというオチ。なんともしまらない感じがした。
実際にある話では当然ない。このシチュエーションを作り出して、話を進めてしまうところは著者の力量だろう。
警視庁FC | |
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