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喜嶋先生の静かな世界

森 博嗣著『喜嶋先生の静かな世界』読了
どうも、大学院生活関係の本が続いている。
これは私小説なのか、自身の大学院時代を振り返って、フィクションとして書いているのか。
主人公の大学生が、大学4年となって研究室に入り、研究を進めて行く様子を書いている。その後、大学院と進み、最終的には私立大学の准教授までなる。
大学の研究室をご存じない方にはなかなか入り込めないかもしれないが、30年前に大学、大学院と過ごしてきた自分にとっては懐かしい感じがする。
理系の大学は研究をするところなので、研究室に配属になり、そこで研究を行う。自分も大学4年から大学院の2年を同じ研究室で過ごしたが、毎日実験を繰り返し、ほぼ毎日休みなしで研究室に顔を出していた。まあ、ちょっと見に行く程度の時もあったけど。そんな毎日を過ごしていると外界からの接触も少なくなり、大学と下宿を行ったり来たりするだけとなっていた。今思えば、変な生活だったかもしれないが、充実していたな。
なかなか実験は思ったような結果が出ず、あせっていた時期もあるし、のんびり自分の思うがままに実験を行っていたのは楽しかった。
いまでも夢に見るのは大学院の終了を目前にして、全然実験をしていない自分がいて、どうやって研究をまとめればいいかに悩む姿だ。なんだか、非常に現実感のある夢で、実は自分はちゃんと大学院を出ていないんじゃないかとふと思ってしまう。そんな状況をなんとかしてしまおうなんて思ってしまうのは自分がその後、いい加減に過ごして来たから出来る知恵がついてしまったからだろう。あんまりいい夢ではない。後味が悪い。

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