ブルー・ゴールド
真保 裕一著『ブルー・ゴールド』読了
ブルーゴールドとは水資源のこと。
長野で農薬に汚染された地下水を巡り、その周辺開発などで暗躍する企業、行政などを描く。
冒頭の大きな話が進むにつれてどんどん小さな話にしぼんでしまい、ちょっと腰砕け。もっと水資源関係でずばっと行くのかと思ったら、そうでもなかった。なかなか難しい話なのかもしれない。
たかが水、されど水。水商売とは飲み屋のことと思ってしまうが、水資源は非常に大事。富士山の水を上海に運んで売ろうとしている会社もあるけど、どうなんだろう。コストとの勝負なのか。エビアンはフランスから水を運んで売っているので、十分勝算はあるのかもしれないが、ブランドはね。そう簡単には浸透しないからね。
ブルー・ゴールド | |
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