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たまさか人形堂物語

津原 泰水著『たまさか人形堂物語』読了
ミステリーの要素もある連作短編集。
祖父の生前贈与でもらった人形店をなんとか切り回す30代女性を主人公に、その店員で修理職人と人形制作者が謎を解く話。人が殺される話も出てくるが、あまり凄惨なこともなく、どちらかというと下町の人形修理の小さいお店の日常生活を描いている小説と言った方が正しいか。
最後にほろりとさせられるところがいい読後感をよんでいる。
読んで損のない小説だ。

たまさか人形堂物語
たまさか人形堂物語津原 泰水

文藝春秋 2009-01
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