ニセ科学を10倍楽しむ本
山本 弘著『ニセ科学を10倍楽しむ本』読了
夏休みに読むために借りた本。結構面白かった。
ありがとうと書かれた紙を貼った水はきれいな結晶が出来るとか。そんな話を信じている人がいるのかとおもったら、案外信じている人が多いとか。どうして日本語が理解できるのだろう。英語だったらどうかとか、中国語ならどうなるのかとか調べたのかしら。あまりにばからしくて信じる気にもならないけど、そんなニセ科学をばったばったと切り捨てて行く。
当たり前だが、まだこんなことにだまされる人がいるのかと思ってしまう。科学を何年も勉強してきたはずなのに。自分で考えないから、だめなんだろう。人のいうことをむやみに信じてしまうとか、権威(学者だと大学の教授とかいうと偉いのだと信じてしまう)に弱い日本人がよくわかる。常に受動的なんだよね。ブランド好きだし。
使いもしない機能でもあるほうがいいと思ってしまう。合理性に欠ける。
理性的に考えるってことが出来ないもんだから、放射能をむやみに危ないと思ってしまう。
国民性で簡単に片付けられないだろうね。そんなことだから、国際競争に勝てないのだよ。まあ、しかたがないことだけど。自分も日本人だからね。
ニセ科学を10倍楽しむ本 | |
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