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向日葵は見ていた

西本 秋著『向日葵は見ていた』読了
なかなか序盤物語に入って行けなくて、このまま読み進んで行けるのだろうかと思ってしまったが、終盤に行くと一気に読めて、2転3転の展開でおもしろかった。読み終わった後に、最初を読み返すとそういう意味でこういう場面だったのかとわかった。もうすこし、序盤にスムーズ感があると良かったのだろうけど。
主人公は博物館の職員。月例展示のネタを探すうちに、とある写真集をみつける。向日葵の咲き乱れる洋館で、すでに廃屋となっている。そこにこの話の原点がある。その洋館の過去の物語と現在の動きが交差し、最終的にその洋館で殺人事件が起きたのだが、その犯人と被害者がだれなのかが最後まで明かされない。そこは著者と読者の駆け引きなのだが、それがこのミステリーをわからなくしている点だろう。
うまく作られたミステリーだと思うが、謎解きの主題が向日葵の咲く洋館なので、ちょっとよくわからなかったのが正直なところ。わるくはないのだけど。
これが初長編らしいので、将来に期待してもいいと思う。

向日葵は見ていた
向日葵は見ていた西本 秋

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