外務省に告ぐ
佐藤 優著『外務省に告ぐ』読了
著者は元外務省の職員で、刑事罰を受けて免職された人。外務省のロシア関係の情報収集を担当していた人。いくつか著書が出ている。
この本は『諸君』や『新潮45』の記事を集めた本。
続けて読んでいると、ちょっと疲れる。あと、今の外務官僚が実名で出てくる。大丈夫なのか、外務省。愛情を込めて外務省に変革を求めているのだろうけど、役所なんてこんなものとも取れる。
何が正義かは時代によっても変わる。そのため、記録はしっかり残しておいて、後で検証できるようにしないといけない。時の権力者が自分の都合の悪いことを隠すために隠滅したりしてしまうと、実態がわからなくなる。
そんな話ばかりで疲れてしまう。この国は大丈夫なんだろうか。
外務省に告ぐ | |
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