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首都感染

高嶋 哲夫著『首都感染』読了
ちまたでは季節性インフルエンザが猛威を振るっているが、こちらは何年か前に少し話題となった鳥インフルエンザの爆発的感染:パンデミックを扱った近未来小説だ。
致死率60%と言われる鳥インフルエンザは今のところ、人から人への伝染の事実はないが、確実に何年かしたら、起きるだろうと言われている。そのときどうすればいいか。基本的に空気感染をするわけではないので、飛沫感染または接触感染を防ぐしかない。感染者の移動や集会などを防ぐことによって、感染の蔓延を防ぐのだが、それを徹底するためには、感染した地域を封鎖するしかない。そのため、この小説では首都圏を環八で封鎖するという事態で描いている。
実際にこんなことが出来るとは思わないが、このくらい大胆にやらなければ、一気に感染が進んでしまって、その6割が亡くなるということで、それはすごいことだ。実際にそういったことが起こらないことを祈るが、いつ川起こるのだろうね。そのときには正しい知識で対応できるようにしておきたいものだ。
小説としては、ワクチンの開発ができて、おまけにノーベル賞ものと言われるインフルエンザ治療薬が開発され、ハッピーエンドに終わるのだが、きっとそんな希望的なことは起きない。だから、やっぱり予防しかないだろう。
今のうちに知識を得るという意味では非常に参考となる小説だった。

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