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本日は大安なり

辻村 深月著『本日は大安なり』読了
結婚式場を舞台としたミステリー。たまたま手に取ったが、同じ時期にNHKでドラマ化されるとは知らなかった。優香の主演だそうだ。
最近、披露宴を行うカップルも減っているのか、部下の結婚式の招待もあまりなくて、楽をしている。披露宴も招待される側は楽しいばかりではないので。
このお話では、双子の新婦、クレーマーな新婦、不釣り合いなカップル、2重婚を隠して披露宴を行おうとしている新郎などが同じ結婚式場で時間をずらして結婚式を挙げるという設定。いろいろ問題が出てくるのだが、最後はメデタシメデタシで終わる。
なかなか設定も奇抜で、結婚式場や披露宴の内容などもしっかりしていて、それでいてミステリーの要素もしっかりあって面白い小説になっている。
自分の結婚式ははるか記憶の彼方だが、順番でいけばうちの子供たちも10年以内には結婚するだろう。してくれないと困るのだが、最近は晩婚やら未婚のままでいるのがはやりだから。そろそろそういった心配をしなくてはいけない年齢に達してしまった。

本日は大安なり
本日は大安なり辻村 深月

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