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旧友は春に帰る

東 直己著『旧友は春に帰る』読了
久しぶりに著者のススキノハードボイルドシリーズを読んだ。
大元の『探偵はバーにいる』、『バーにかかってきた電話』は1992年ぐらいなので、かれこれ20年近く前になる計算だ。最近映画化もされたので、久しぶりに手に取った。
全く変わらない雰囲気と文体、ぶれないシリーズ小説。昔に戻った感じ。しかし、頑固な探偵だ。
携帯電話を持たない。連絡をメールでするのも、ネット喫茶にいくとか、ホテルで借りるとか、喫茶店でPC借りるとか。不便で仕方がないが、頑固なんだろう。確かに便利さもあるが、それに付随する煩わしさもある。ドッチもドッチで我慢しなければならないのだが。
今回は昔助けた女からの助けてコールにたいして、なんとか逃がしてやるのだが、それによってトラブルに巻き込まれる。つきあっている女が出来たのは初めて知った。最近シリーズの途中は読んでいないのでね。
4億円が手のひらにのるというのも驚いた。収入印紙だと軽いんだな。
この本でシリーズ10作。その後も書いているし、映画化もされている。しかし、シリーズの序盤は20年前だから、携帯電話もなかった当時なんで、古さも格別だ。映画化はどうしたんだろう。
シリーズの前後を読んでみたくなった。

旧友は春に帰る (ハヤカワ文庫JA)
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