性暴力
読売新聞大阪本社社会部著『性暴力』読了
たまたま図書館で手にした本。
なかなか問題は深い。加害者と被害者がいて、今までは加害者がどちらかと言えば守られていて、被害者は2回被害に遭う構造だった。
裁判員裁判が始まり、市民感覚で性犯罪加害者がさばかれるようになり、今まで以上に重い刑に処されるケースが増えてきた。それだけではなく、例えば韓国では一度性犯罪を犯すと、GPSで場所が特定され、氏名や写真までインターネットで公開されるという。日本では個人のプライバシーがどうとか言って実現していない。おかしな国だ。犯罪者の再犯を防ぐ手段として有効だし、さらなる被害者を出さないためには効果があるはず。プライバシーがなんだって。冤罪が多いと言うならまだしも、捕まる犯人が少ないのに。
まだまだこういったところは後進国だ。明治時代から変わっていないのではないか。恥ずかしい。みっともないよ。
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