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占拠ダンス

木宮 条太郎著『占拠ダンス』読了
デビュー作が面白かったので、順番に読もうと。これもおもしろかった。お盆休みの中、一気に読んだ。
某信託銀行の神田支店が社員に占拠される。定時に支店を開けることが出来ない。そのうちに犯人から犯行声明が全社員宛とマスコミに送られる。
犯人の要求はなにか。解決の方法は。犯行の裏側にあるものはなにか。

犯行声明は会社員として理解できる。サラリーマンをやっている限り、それなりのノルマはあるだろう。やりたくない仕事もあるだろう。でも、会社から給料もらっている限り、やらなければならない。ただ、法律を破ってまでやってはいけない。違法な時間外勤務や架空な取引など当然できない。でも、似たようなことを法に触れない範囲で行うのも会社だ。コンプライアンスだというけれど、目標に達しなければ、罵倒されることもある。サラリーマンなど、長くやるものではない。
著者は銀行に勤めていた経験があるということで、会社の組織とか動きなどはなかなか臨場感があって面白い。
実際にこんな内部犯行が起こりえる状況はどこの会社にもあるので、不満分子はちゃんと管理しなければいけないということを教えてくれる。参考になるよ。どちらにとっても。

占拠ダンス占拠ダンス
木宮 条太郎

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