宇宙は何でできているのか
村山 斉著『宇宙は何でできているのか』読了
けっこう話題となった新書。
結構わかってきたのかと思っていたが、宇宙も謎だらけである。ビックバンから136億年たつらしいが、宇宙の膨張がどうなるのかいまだにわかっていない。膨張の速度がやがて遅くなって、今度は収縮に向かうのではないかという説もあったが、現状では膨張が加速していて、あと何億年かたつとわれわれを形作っている原子も崩壊してしまうという説もあるとか。
この本で、宇宙の成り立ちから今日までとその後のことを調べるのに、原子の源、素粒子を研究しないといけないということは非常に面白かった。その昔、ブルーバックスで素粒子の話は読んでいたが、その頃はクオークがもっとも小さい単位だった気がするが、その後も研究が進んで、様々な種類があることがわかってきた。謎はつきない。非常におもしろい。
何年か後に、この研究の続きをまた読んでみたい。
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