ドラッカーと会計の話をしよう
林 總著『ドラッカーと会計の話をしよう』読了
一緒に働いている山田さんから借りて読んだ。
林さんは会計の専門家だ。著書も多い。『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』とか『美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?』などの会計の本を書いている。
今回はドラッカーに学ぶ会計の話だ。ドラッカーは20世紀を代表する知の巨人と呼ばれている人。経営学でいくつもの著書がある。最近では『もしドラ』で一躍有名になった。
そのドラッカーが経営学の本の中で書かれた会計に関する経営に対する視点を解説してくれる。
興味がある人なら、2時間あれば読み切れる。傾いたレストランの経営者が偶然乗り合わせた大手スーパーの経営者と成田からロサンゼルスまでの飛行機の中での語り合いで経営における会計を教えてくれる。そのなかでドラッカーの著書の中の言葉をいろいろ引用している。ドラッカーの言葉は非常に重みがある。『もしドラ』でもでてきた様々な言葉は心に響いた。翻訳者も非常に言葉使いがうまい。
この本は経営を志す人はみんな読んだ方がいい。
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