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エデン

近藤 史恵著『エデン』読了
人気があって、なかなか借りられなかった作品。
著者のサクリファイズのシリーズ第二作。
主人公はフランスで自転車チームに所属する日本人。日本ではあまり話題にならないが、ヨーロッパでは自転車レースは大変な人気があるらしい。ツールドフランスなどは熱心なファンがいるとか。日本でもツールド北海道とかやっているはずだが、なかなかメディアには載ってこない。
さらによくわからないのは自転車レースの駆け引きとか戦法だ。エースの選手とアシストの選手がいるということ。自転車の場合、空気抵抗との戦いでもあるので、先頭を行く人の空気抵抗はすごいらしい。それなので、順繰りに先頭を変わってチームを引っ張っていくし、同じチーム同士でなくても、駆け引きとして先頭を交替しつつ、こいで行くらしい。なかなかよくわからない。
あと、日本のほど自転車が一般的でないらしい。うちなんかは一人に一台自転車があるのだが、ヨーロッパではそうでもなく、自転車は高級のものしか売っていないとか。これは確かめていないのでわからない。
され、今回もツールドフランスのレース中のチームの駆け引きを中心に、主人公と周りの選手の動きを描いている。主人公はアシストの選手だ。チームのスポンサーが今季限りで降りることとなり、このままではチームは解散。選手はそれぞれ移籍先を探すこととなる。優秀な選手であれば、引っ張ってもらえるだろうが、日本人ということもあり、なかなか難しい。
そんななかで、選手が一人なくなる。ドーピングの副作用で心臓発作を起こす。当然ドーピングは違反だ。でも、違反をしてでも勝ちたくなるのだろう。いけないことだが。そうやってレースは終盤を迎え、なんとか成績を収め、仲間に引っ張られて別のチームに移って来期もレースをやることが出来る。これは次の続きもあるってことだな。
結構面白い小説なので、次にも期待したい。

エデンエデン
近藤 史恵

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