« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

オシムの言葉

木村 元彦著『オシムの言葉』読了
2005年にベストセラーとなった本のはず。今更ながらだが、なんとなくサッカー関係の本を読みたくて、手に取った。
オシム監督の言葉はいろいろ考えさせてくれる。
何となく覚えているのは、日本代表について『サッカーには水を運ぶ選手も必要だ。福西一人で水を運べるか。』という言葉。当時福西はジュビロ磐田のボランチで日本代表にも選ばれていた。福西は目立たない選手だったが、ちゃんと見抜いていたことを覚えている。
この本の中で、ジェフ千葉の選手たちは本当にちゃんと指導されていることがわかる。その後阿部勇樹はレッズを経て、日本代表となり海外に行った。何人も成長させた指導力はすごい。前回のWカップで最後まで日本代表監督をしてもらえなかったのは残念だった。
いい監督を選べば、弱小チームもある程度まで強くできることがわかった。だが、残念ながら、いい監督はその辺にはいない。おそらくパンダ以上に貴重なんだと思う。

オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見えるオシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える
木村 元彦

集英社インターナショナル 2005-12-05
売り上げランキング : 127231

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

焼津市 市会議員立候補予定者公開討論会−2

肝心な参加者の回答を書き忘れました。自分の意見とともに以下に書きます。
1)焼津市の活性化の方策は?
(参加者の回答)
・観光による客の誘致、定住促進、新しいビジネス、防災、若い人の雇用促進、少子高齢化となるため福祉向上、医療インフラの整備
(自分の意見)
なかなかばしっと決まる方策もない。地元としては地元でもっと若い人たちの交流が活発になっていくべきではないか。上からこうしたらどうかという案ではまた箱ものに走ることになる。そんな借金や先の世代に負担になるものはやってはいけない。
2)市会議員の数は適正か?(今回の選挙で21になる)
(参加者)定数はもっと少なくするべきという意見が大半
(自分)適正かどうかはちゃんと議員として活動している人がどれだけいるかということにつきる。少なくしてもいいが、活発な意見ができなくなる危険性もある。とりあえず、今の数で何回やってみて考えるでいいのでは。
3)市会議員の報酬は適正か?(年収で600万くらいのはず。):手取りにすると19万円/月になると尾石さんは言っていた。
(参加者)仕事の内容と比例すべきという意見が大半。議員数を減らすなら、その分仕事を増やして報酬を上げるのも方策。
(自分)一概に下げていいという意見は危険。本職として議員をやる人がいなくなり、金持ちの道楽、ボランティアになってしまうことも考えられる。少なくとも、ある程度の報酬がないと、能力がある人が立候補しない。そのデメリットも考えるべき。
4)議会の土日、夜間開催はどうか?
(参加者)やってもいいが、土日はほかの行事もある。市役所職員の時間外でコストアップも考えられる。
(自分)確かに勤労者が傍聴に参加できた方がいいが、いまはITの時代なので、傍聴だけならほかにも方法はある。そういったこともやるべき。
5)議員の活動報告が少ないのではないか?
(参加者)現職はおおむね一年に何回か活動報告はしている。ただ、別の地域でやりたいが、よこやりもあって出来ないという意見もあった。
(自分)発表会も大事だが、インターネットをもっと利用すべき。直接話すのが大事と坂本教授は言っていたが、それなりのコストがかかるのも事実。
6)志太合併についてどう考える
(参加者)合併すべしが大半の意見。少子高齢化で行政コストをさらに下げる必要性からもある。
(自分)合併ありきでは話は進まない。市民の大半が合併を望むのかどうか。前回は反対派をくずせなかった。簡単に行く話ではない。メリット、デメリットをちゃんと説明して、住民に決めてもらうしかない。
7)市立病院の経営の問題について
(参加者)独立行政法人かもにらみ、経営を立て直すことが急務。赤字続きでは厳しい。
(自分)経営には経営のプロを持ってこないとだめ。市役所の職員が腰掛けで管理しているようではうまく行くわけがない。経営者を公募したらどうか。

なかなかおもしろかったというのが感想。次回4年後もやってほしい。その前に市長選かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

焼津市 市会議員立候補予定者公開討論会

1/28 焼津市市会議員立候補予定者公開討論会が文化センターで開催された。
興味があったので、仕事を早めに切り上げて参加した。
立候補予定者の参加者は6名。今回予定者は26名いるということなので、なかなか低い参加率。まあ、主催者も1月になってから、この会の開催案内をしたということもあり、また、今回初めての試みということもあり、そんな理由で低い出席率になったものと思われる。6名は以下の通り。
尾石昭夫さん:現(公明党)
秋山ひろこさん:新?
青島さん:元?
鈴木浩己さん:現(公明党)
岡田さん:新
広瀬さん:新?
(たぶんこれで正しいと思いますが、間違っていたらごめんなさい。)

一方、聴衆の市民は新聞報道によれば200名くらい。小ホールが結構埋まっていた状況からそんな感じか。
コーディネータに市内在住の坂本教授(法政大学大学院)を迎え、それぞれ同じ質問を2分程度の時間で回答していく形式だった。
質問内容としては
1)焼津市の活性化の方策は?
2)市会議員の数は適正か?(今回の選挙で21になる)
3)市会議員の報酬は適正か?(年収で600万くらいのはず。):手取りにすると19万円/月になると尾石さんは言っていた。
4)議会の土日、夜間開催はどうか?
5)議員の活動報告が少ないのではないか?
6)志太合併についてどう考える
7)市立病院の経営の問題について

約1時間半の会だったが、質問に対する回答形式だったので、とても討論という感じではなかったが、それぞれ意見を持っていることを聞けたことはよかった。ただ、準備不足、時間不足。聴衆から質問も出来なかったことも不満。(まあ、公職選挙法の規定もあると言っていたが。)
市民の参加者もお年寄り(失礼:私より年長者)がほとんどで、まあ、この方々は普段から市政には関心があるから、こういった場にも参加するだろうが、サイレントマジョリティである勤労者世代の参加が少ないことは効果も薄いのか。
明日から選挙戦になる。そうするとまら、宣伝カーによる連呼が始まるのか。そういう形式の選挙から、抜け出すことはないのかしら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ナンバーズ Wゾロ目

たまたま新聞のナンバーズの発表に目がいった。
昨日の当選発表で、ナンバーズ4は『1111』、ナンバーズ3は『222』だった。
Wゾロ目は史上初めて、10万分の一の確率らしい。1994年開始で17年目、年間250回くらいの抽選があるはずなので、せいぜい4000回でWゾロ目がでた。(計算合っているかな。ざっと概算しただけだけど。)
なんかあるのか、今日。いや今月、おっと今年か。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幻想運河

有栖川 有栖著『幻想運河』読了
なんか、一度読んだ記憶があるようなないような。読み進めていって、確かにおしまいまで読んだ記憶がなかったので、途中でやめちゃったのかと思う。それぐらい面白くない。
著者の弟がアムステルダムに住んでいた頃、遊びにいって運河の光景などをモチーフに書いたミステリーというかサスペンスというかそんな作品。どうも、ちゃんとした犯人と謎解きが出てきていないので、消化不良になる。アムステルダムでは合法となるドラック関係の記述があるのだが、全然理解できない。一度経験すればわかるのかもしれないけど、違法なんだよね。当たり前。アムステルダムに旅行に行って経験すればいいのかもしれないけどね。
まあ、そんな興味があるわけでもないから、パスだな。

幻想運河 (講談社文庫)幻想運河 (講談社文庫)
有栖川 有栖

講談社 2001-01
売り上げランキング : 474853

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エデン

近藤 史恵著『エデン』読了
人気があって、なかなか借りられなかった作品。
著者のサクリファイズのシリーズ第二作。
主人公はフランスで自転車チームに所属する日本人。日本ではあまり話題にならないが、ヨーロッパでは自転車レースは大変な人気があるらしい。ツールドフランスなどは熱心なファンがいるとか。日本でもツールド北海道とかやっているはずだが、なかなかメディアには載ってこない。
さらによくわからないのは自転車レースの駆け引きとか戦法だ。エースの選手とアシストの選手がいるということ。自転車の場合、空気抵抗との戦いでもあるので、先頭を行く人の空気抵抗はすごいらしい。それなので、順繰りに先頭を変わってチームを引っ張っていくし、同じチーム同士でなくても、駆け引きとして先頭を交替しつつ、こいで行くらしい。なかなかよくわからない。
あと、日本のほど自転車が一般的でないらしい。うちなんかは一人に一台自転車があるのだが、ヨーロッパではそうでもなく、自転車は高級のものしか売っていないとか。これは確かめていないのでわからない。
され、今回もツールドフランスのレース中のチームの駆け引きを中心に、主人公と周りの選手の動きを描いている。主人公はアシストの選手だ。チームのスポンサーが今季限りで降りることとなり、このままではチームは解散。選手はそれぞれ移籍先を探すこととなる。優秀な選手であれば、引っ張ってもらえるだろうが、日本人ということもあり、なかなか難しい。
そんななかで、選手が一人なくなる。ドーピングの副作用で心臓発作を起こす。当然ドーピングは違反だ。でも、違反をしてでも勝ちたくなるのだろう。いけないことだが。そうやってレースは終盤を迎え、なんとか成績を収め、仲間に引っ張られて別のチームに移って来期もレースをやることが出来る。これは次の続きもあるってことだな。
結構面白い小説なので、次にも期待したい。

エデンエデン
近藤 史恵

新潮社 2010-03
売り上げランキング : 7397

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

交渉人・籠城

五十嵐 貴久著『交渉人・籠城』読了
交渉人シリーズの第三弾。
今回は喫茶店の店主が客を人質に自分の店に立てこもり、それにたいして交渉人東野警部が説得を試みる展開。最後まで犯人の要求と真意がわからず苦労するが、どんでん返しとしては人質だったと思われる客の中に犯人の妻がいて、隙を見て思いを遂げようとするところはちょっとびっくりさせられる。
この小説もバックにあるのは少年法だ。犯人の娘は少年に殺され、しかも心神耗弱状態であったということで医療少年院に入所し、3年ほどで出所した。この少年を連れてくるように要求し、さらにテレビ中継を要求して、生中継で謝罪を求める。当然まだ少年なので、氏名などを公表できるのかも問題となる。この時点では被害者でも加害者でもない少年は顔も名前もTV中継されても問題ないのかな。これによって社会的な制裁を与えることが犯人の要求であるように語られていくが、最後にどんでん返しを一応入れている。
主題としてはなかなかなものだと思うが、交渉人と犯人のやりとりが変化に乏しく、なかなかこのドラマに入っていけない自分がいた。ちょっとテンポも悪いのじゃないかな。
最後の言葉は訴えるものを持っている。『少年法はだれのためにあるのか。』重い話だ。そろそろ少年法を全面改正するべきではないのか。

交渉人・籠城交渉人・籠城
五十嵐 貴久

幻冬舎 2010-06
売り上げランキング : 199900

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北帰行

佐々木 譲著『北帰行』読了
ロシアから来た女スナイパーとそれをアテンドする旅行代理店の男、そして組長を殺された組のナンバー2の追跡を元としたハードボイルドサスペンス。
暴力団の組長がロシアから来た女を殺してしまったところから話が始まる。ロシアマフィアからおとしまえを求められたが、それに答えることがなかったので、ロシアマフィアがスナイパーを送る。それは殺された女の姉だった。主人公の一人である男はこのスナイパーから日本旅行のアテンドを依頼され、組長射殺現場に女を送るが、たまたまそのとき組長にナンバー2と昔の知り合いだったことから、この後の逃走劇に巻き込まれる。悲惨なことに男の妹が殺され、結局スナイパーとともに組織と戦うこととなる。最後は悲しい結末だ。
ストーリーとしてはいいと思うがちょっと悲惨な場面が多くて、どうかなと思ってしまう。評価も分かれているみたいだ。でも、映画化されたら結構面白いのではないかと思う。

北帰行北帰行
佐々木 譲

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-01-29
売り上げランキング : 115834

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

さまよう刃

東野 圭吾著『さまよう刃』読了
相変わらず失敗作はない。いい出来のミステリー。
主人公は少年たちに娘を強姦殺人された父親だ。その父親が犯人たちに復讐するために長野、上野と追いかける。その中で同じように娘を強姦され、自殺に追い込まれた父親やペンションの女主人、警察官などが微妙な協力をしている。
根底にあるのは少年法の矛盾点だ。現代において、少年だからというだけで刑が軽減されているのはおかしいという立場で書かれている。確かにそういった状況をベースとして少年たちが犯罪を起こしたなら、極刑もありとするべきだろう。なかなかその辺りの判断は難しいと思うが。
東野さんのすごいところは、この小説でも単にサスペンス調に書いているだけでなく、ミステリーになっているところだ。最後になぞの一部が明らかになるが、『なるほどそういう感じだったのね』と感心してしまう。もっとも、そういった種明かしがあってもなくても、この小説の主題で十分に堪能させてもらった。
ちなみにこれを原作としてDVDがでているらしい。映画化されたのかな。出来の評価は分かれているので、原作を読んだ方がいい。

さまよう刃 (角川文庫)さまよう刃 (角川文庫)
東野 圭吾

角川グループパブリッシング 2008-05-24
売り上げランキング : 1571

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

生還 山岳捜査官・釜谷亮二

大倉 崇裕著『生還 山岳捜査官・釜谷亮二』読了
山を舞台とした中編ミステリー集。
自分は山登りが趣味でもなく、当然雪深い冬山など行ったこともない。静岡県に住んでいるので、富士山には2度ほど登ったことがあるが、富士山は素人でも体力さえあれば山頂まで登れる。しかし、厳しい山は簡単には登れない。そんな雰囲気を醸し出して、しかもちゃんとしたミステリーになっているところがすごい。
単純な遭難事故に見せかけて、その裏に何かの理由が存在するなんて感じを出している。
山登り好きには本当に読みたくなるミステリーだ。

生還 山岳捜査官・釜谷亮二生還 山岳捜査官・釜谷亮二
大倉 崇裕

山と溪谷社 2008-08-29
売り上げランキング : 408945

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

凍土の密約

今野 敏著『凍土の密約』読了
選んだわけでもなかったのだが、公安ものが続いてしまった。こっちも面白かった。
主人公は公安部外事一課の警察官。ロシア関係の連続殺人が起き、スパイと駆け引きを行う。その中で出てきたのが終戦時に旧ソビエトとアメリカが交渉していた北海道分割案のアメリカ側の了解文書というから面白い。
なかなか太平洋戦争については学校でも教えないので、終戦時のポツダム宣言あたりに北海道を分割しようとしていたというのは自分は初耳だった。もし分割されていたら、ドイツのベルリンや朝鮮半島みたいなことになっていたのかもしれないかと思うと、それを阻止したマッカーサーはすごいということになる。
ちょっと歴史も調べてみなければいけないと思った。やっぱり半藤一利の昭和史かな。

凍土の密約凍土の密約
今野 敏

文藝春秋 2009-09-12
売り上げランキング : 227206

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »