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魔法使いの弟子たち

井上 夢人著『魔法使いの弟子たち』読了
井上作品はひさびさ。
今回の小説はミステリーというより、感染パニックもの。
山梨県で強毒性の感染病が発生する。感染した人はそのほとんどが死亡した。初期に感染した3名だけが助かり、その免疫を使ってワクチンが作られ、死亡率も下がる。問題はその助かった3人だが、後遺症として超能力が宿る。一人はものを自由に操ることができるようになる。鉛筆を曲げて結び目を作るとか。一人は老人だったものが若返ってしまう。これが超能力かはよくわからない。あと、憑き物の様な能力も。もう一人は千里眼的な能力を持つ。過去と未来を見通せてしまう。合わせて、完全な防衛能力を持ってしまう。ナイフで襲われたら、逆に相手をナイフで刺してしまったり、拳銃で撃たれたら、弾丸が180度曲がって撃った人に返ってしまう。取り押さえようとしたら、手を複雑骨折させてしまうとか。まさにSF的な能力だ。この能力のおかげで、警察に追われ、逃げ惑うことになる。
最終的に最初の感染症が再度爆発的な二次感染を巻き起こし、パンデミックとなるが・・・
なかなか面白くて、一気に読めたが、まあSFだな。昔読んだ『オルファクトグラム』に似ているかもしれない。最後が救いがあるのかどうなのかよくわからないところがちょっと釈然としない。

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井上 夢人

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ロズウェルなんか知らない

篠田 節子著『ロズウェルなんか知らない』読了
ロズウェルはアメリカの宇宙人事件があった街のこと。それと同じように過疎の町をUFOだとか四次元だとか遺跡だとか、今はやりの言葉だとパワースポットを自分たちで作り上げて、観光客を呼び込もうとした話。
これは結構面白い。こういった町おこしはあってもいいかもしれない。たしかに、嘘をついてはいけないと思うけど、信じる信じないは情報を受け取った人の判断だし。
結局やりすぎちゃった部分はおとがめをうけて、尻つぼみ気味となるが、地方の現状はこんなもんだろう。ちょっと当れば観光客も来るが、そうでなければひたすら寂れて、人口ゼロになっちゃうところが多いはず。日本全体として人口が減ってきて、さらに高齢化が進んでいるなかで、地方はどうやって生きていくのかをちょっとだけ考えさせられる。
ただ、そんなに深刻でもなく、コメディーとして読めるのでおもしろい。

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フォーマットエラー

うちのDVD-HDDレコーダーはDX BROADRECのDVHR−V151だ。
こいつはHDDとDVDレコーダーだけでなくVHSも付いている。なので、VHSからDVDに変換しようと思って、そのうちにやろうとほっぽらかしていた。
ひさびさにDVDに録画してくれという依頼が2つ来たので、DVD−RWのディスクをフォーマットしてみたが、これがどうもうまくいかない。フォーマットエラーとの表示。
ディスクの相性かと、今日パソコン屋さんでTDKのディスクを買ってきた。台湾製だが。Webで検索すると、ビクターの日本製が標識らしくて、これでエラーになるなら修理に出すべしとか。
で、TDKもだめだった。ちなみに最初に試したのは三菱製。どうなってるのこれってことで、もう一度パソコン屋さんでこんどは安物を買って、やってみたが同じ結果。どうもおかしいと少しWebで調べたら、DVDレンズクリーナーなるものを売っているらしい。早速購入して、5回ほどクリーニングしてみたら、案の定うまくいった。レンズって案外汚れるもので、きれいにすれば使えるケースが多いのかもしれない。
これで、もう少し、こいつを使えることになった。よかったよかった。
以下、おすすめです。

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あなたに贈るキス

近藤史恵著『あなたに贈るキス』読了
少し未来のお話。道の感染性の病気が発見される。唾液を通して感染するので、唇と唇のキスで感染する。キャリアでない人が感染すると1週間程度で死亡するという怖い病気が生まれ、キャリアであるかどうかの診断やワクチンはまだ出来ていない。そんな近未来の設定で、全寮制の高校で上級生の先輩がこの病気で亡くなる。さて、犯人=キスをしたキャリアは誰か。
なかなか面白い設定だとは思う。犯人探しも興味深いが、途中までキャリアにどうやったらなれるのか=つまり、最初のキャリアとして病原菌を持っているけど死ななかった人と死んだ人の違いについては触れられず、死の恐怖だけで話が進むが、結局のところキャリアは誰なのかということが問題となる。
キャリアだと思った人が実はキャリアではなく、逆にキャリアから病原菌をもらうことになって死んでしまうなど、笑うに笑えない。こんな病原菌がもし発生したら、人を信じられなくなるだろうね。エイズもキャリアであることは簡単にはわからないが、検査すればわかる。キャリアであることを知らないで他人に感染させることは犯罪なのか。知っていれば、確実に犯罪だろうけど・・・。
ミステリー、フィクションとしては面白かった。

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聖女の救済

東野 圭吾著『聖女の救済』読了
ガリレオシリーズの長編。
今回は最初に犯人が分かる形で、ガリレオ(科学者)、警察、犯人などの動きが面白いミステリーとなっている。
しかし、一般読者に『虚数解』とか言ってもわからないだろうね。虚数ってiだよ。二乗して−1となる数。
なかなか苦しい展開だと読んでいて思った。おまけに亜ヒ酸とスプリング8まででてくるし。
一年前に仕掛けた殺人の罠に、最終的にはめる計画性はすばらしい。でも、そこまでやる執念はなんなのだろう。あまりにも作られ過ぎの印象がある。
容疑者Xの献身のトリックには脱帽したが、今回は苦しい気がする。

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写楽 閉じた国の幻

島田 荘司著『写楽 閉じた国の幻』読了
たまたま図書館で見つけて借りた本。写楽に惹かれて。
いわゆる『写楽』の謎にまつわるミステリーはいろいろ書かれている。そのなかでミステリーの形を取っているが、けっこう史実をベースとした組み立てを行っている本だと思う。
なぜ、10ヶ月しか活躍できなかったのか。それまでの浮世絵とは一線を画すような独創的な構図はどこから生まれたのか。などをある程度明解に説明する今回の説は検討に値するのではないか。ミステリーの形で発表しているので、いわゆる研究者からは相手にされないだろうけど、この線でもう少し裏付けがなされれば、信憑性も生まれるかもしれない。
ミステリーとしては途中で終わってしまった感が強い。最初の回転扉の事故のその後の状況とか、女性大学教授の位置づけとかどう持っていきたかったのかわからないまま、終わっている。著者があとがきで続編をにおわせているので、その後の調査も含めて続編が出るかもしれない。

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坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD ハワイ6日間の旅!

ひさびさに拓郎情報です。
オールナイトニッポンGOLDの企画で、ハワイ旅行です。

ニッポン放送 特別企画!坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD ハワイ6日間の旅!
「坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」の公開録音&ビュッフェディナーに参加!
ホノルル到着後は坂崎幸之助さんと吉田拓郎さんによるウェルカムランチ!

昔同じような企画があって、その時もハワイだったな。当然私は行っていないが。

25万くらいするが、安いと言えば安い。普通のハワイ旅行ならもっと安いと思うけど、この二人と行くという勝ちから考えたら、安いんじゃない。
仕事やめて、行っちゃうか。

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ナビスコカップ 優勝 ジュビロ磐田

実はナビスコカップの決勝の国立に行っていました。
感動だった。
いまだに余韻に浸っている。
週刊サッカーマガジン別冊 ナビスコカップ ジュビロ磐田優勝号 2010年 12月号 [雑誌]
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