« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

失業パラダイス

碧野 圭著『失業パラダイス』読了
題名と表紙のレイアウトに惹かれて借りた本。まあ、面白かった。
主人公は元テレビ番組制作のアシスタントディレクター。勤めていた制作会社がやらせ番組を作ったということで倒産し、失職してしまう。その仲間とともに、個人向け撮影サービスを始める。その中でいろいろあるのだ。エピソードとしては面白いが、主題がわからない。何を著者は書きたかったのか。とりあえず書いたというわけではないはず。それなら、読者は買ってくれないだろう。何を主張しているのか。

失業パラダイス失業パラダイス
碧野 圭

光文社 2010-06-19
売り上げランキング : 97268

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

料理上手は味つけ上手

料理上手は味つけ上手―煮もの汁もの和えものご飯メインディッシュをひとつの鍋でおもてなしとおせち料理上手は味つけ上手―煮もの汁もの和えものご飯メインディッシュをひとつの鍋でおもてなしとおせち
本谷 滋子

婦人之友社 1997-06
売り上げランキング : 115460
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

吉田拓郎 終わりなき日々

田家 秀樹著『吉田拓郎 終わりなき日々』読了
夏に買っておいた本を時間が出来たのでやっと読んだ。
読んでいて悲しい。生身の吉田拓郎が描かれている。インタビューを中心に、ドキュメンタリーとして、現在、一年前のツアー中止のこと、その前のツアー中止のこと、つま恋、さらに1975年のつま恋のことなどを丹念に書いている。ドキュメンタリーとしてよく書けている。生々しさもでている。それだけに悲しくなってしまう。拓郎の体調のことなどに。
あと、拓郎がライブの完成度に非常に気を使っていることがよくわかる。音の出方、聞こえ方、演奏の内容など非常に細かに注意している様子がよく分かる。ミュージシャン吉田拓郎であることがよくわかる。
なんか、読んでいるともう既に拓郎が亡くなってしまっているような錯覚に陥る。余りにも人生を語っているからだ。追悼の本に見えてくる。まだまだ元気なのに。
ツアーには出なくなるのだろうけど、例えば東京で何回か演奏を行うということなら出来るのではないだろうか。一ファンとしてはまた今の拓郎の音楽を聴きたい。

吉田拓郎 終わりなき日々吉田拓郎 終わりなき日々
田家 秀樹

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-07-01
売り上げランキング : 68444
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

血戦  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 2

楡 周平著『血戦  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 2』読了
続編。今度は選挙戦だ。
まさに現代、自民党と民主党の争いをそのままこの小説に反映している。確かに面白いのだけれど、ちょっと設定が安易な感じ。しかも中途半端な終わり方。選挙戦を戦って、僅差で破れるものの、比例で復活当選して、さあこれからというところで終わる。次も考えているのか。
前の本が上下巻だったので、これを上にして、当選して国会議員となってからを下巻で描けば良かったのに。でも、そうすると”血戦”という題が合わなくなっちゃうか。
まあ、続編も期待したい。

血戦  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 2 (100周年書き下ろし)血戦  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 2 (100周年書き下ろし)
楡 周平

講談社 2010-03-04
売り上げランキング : 57306
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

20代、コネなし”が市議会議員になる方法

『20代、コネなし”が市議会議員になる方法』読了
私の住んでいる焼津市も来年2月に市議会議員の選挙がある。会社を辞めて、市議会議員選挙に立候補するのもいいかと思い、インターネットを検索していたところ、この本を見つけた。速攻でアマゾンで購入。久しぶりに買った本。もっとも吉田拓郎の本も買ったけど、まだ読んでいなかったな。
2日あれば読める内容だが、確かにこの本を読めば市議会議員になれそうな気がする。
ただ、問題は収入だ。うちの市の議員の給与は40万円程度。だいたいどこの市議会議員もそうだと思うけど、無所属の人は副業を(そっちの商売が主だとも思うが)持っている。農業だったり、自営業だったり。たぶんこの給与で期末手当があったとしても、せいぜい年収600万にいくかどうか。手取りだと400万くらいかな。独身とかならまだしも、家庭を持っている働き盛りは厳しいねぇ。会社員と違って扶養家族手当なんてないしねぇ。住宅手当だってないし。うちは子供の一人は社会人しており、もう一人は来年4月に大学卒業。あと、一人が大学1年なので、あと3年はなんとか働いて、卒業させなきゃならない。
それさえ片付けば、議員になるのもいいかもしれないな。などと思いながら、この本を読んでいる。
準備には半年かかると言っているので、今回は無理だな。でも、何か起きたら出ちゃうかもね。なんか結構わくわくする。

1.21人に1人が当選! “20代、コネなし”が市議会議員になる方法1.21人に1人が当選! “20代、コネなし”が市議会議員になる方法
佐藤大吾

ダイヤモンド社 2010-10-01
売り上げランキング : 1046
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

手嶌 葵 『流星』を歌う。

たまたま見つけました。
RICOHのCMで『流星』を歌う手嶌 葵を見つけました。
ここのテーマソングの項を選ぶと歌詞も見れて歌も聴ける。
いい歌は別の歌のうまい人が歌ってもいいね。
さわやかな感じがとてもいい。
ぜひ、聴いてみてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シンメトリー

誉田 哲也著『シンメトリー』読了
姫川玲子シリーズの短編集。
案外短編もいいじゃんと思ってしまった。やっぱりこのキャラが生きているのだと思う。
それぞれいい話なのだけど、題名となっているシンメトリーは左右対称の意味で、死体がまっぷたつに分かれてしまった状態、要は魚の開き状態になった事案。こりゃちょっと出来過ぎ。
あと、別の話の中ででてくる援助交際をしていた高校生に説教たれるシーンは良かったね。ヘリクツを述べる女子高生に対して真っ向法律で説教は面白い。罪の意識をわからせるいい話だ。
短編集もいい出来なので、引き続き短編でも書いてほしいね。

シンメトリーシンメトリー
誉田 哲也

光文社 2008-02-21
売り上げランキング : 28180
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ふたりの距離の概算

米澤 穂信著『ふたりの距離の概算』読了
『氷菓』から始まる高校古典部シリーズの最新刊。
今回は主人公たちが2年生となり、新入生に勧誘を行い、古典部への入部をしてもらう最中に、ひとりの女の子が仮入部までしたのに、本入部をせずに退部してしまうという状況で、この理由を校内マラソン大会のなかで解き明かすという話。
マラソン大会の進行とともに話が進んでいくのは読んでいて面白い。恩田陸の『夜のピクニック』みたいな感じかな。でも、なかなかこの謎が深い。いろいろ伏線が張り巡らされていて、それが最後につながって、謎は解けるのだが・・・。
ちょっと凝りすぎな感じはするが、このシリーズを待っていた読者にとっては読みたい作品だろう。

ふたりの距離の概算ふたりの距離の概算
米澤 穂信

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-06-26
売り上げランキング : 10687
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング&クイーン

柳 広司著『キング&クイーン』読了
チェスの世界チャンピオンとそれを守る元SPの物語。
チェスのすごさがわからないとなかなか付いていけないかも。日本人にとってはチェスより囲碁将棋だろうからね。
ひょんなことから仕事を辞めた女SPがこれまたひょんなことからチェスの元世界チャンピオンの護衛を行うこととなり、自分も襲われながらもなんとか仕事をはたしていく。端端に面白そうなところはでてくるのだけれど、ちょっと消化不良かな。
この登場人物は魅力的なので、このあとも期待できるのではないかと思う。

ちなみにチェスは取られた駒の復活が出来ないので、手数には限りがでてくる。その点でコンピュータでの計算もなんとかおさまる可能性はあるだろう。そのうちに人間とコンピュータの戦いではコンピュータに勝てなくなってしまうだろう。(この小説はそういった話を扱っているわけではない。)

キング&クイーン (100周年書き下ろし)キング&クイーン (100周年書き下ろし)
柳 広司

講談社 2010-05-26
売り上げランキング : 65239
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

インビジブルレイン

誉田 哲也著『インビジブルレイン』読了
『ストロベリーナイト』シリーズの長編第三作。
シリーズが進むにつれて内容が良くなっていく。
暴力団がらみの犯罪が連続殺人の様相を見せていく中で過去の殺人事件での犯人誤認のミスを表に出すかどうかで上層部がうごいたりしていくが、片方では主人公の女刑事の恋心も扱ったりとなかなか内容が多彩となってくる。
過去の犯罪の取り扱いについて、現在の捜査陣が責任を取らなければならないところはちょっと違和感があるが、全体としては動きもスムーズだし、読みやすかった。
シリーズ三作の最後で警視庁から所轄に飛ばされた女刑事がこれからどうなるのか楽しみ。ぜひ次回作をお願いしたいところ。

インビジブルレインインビジブルレイン
誉田 哲也

光文社 2009-11-19
売り上げランキング : 10163
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ソウルケイジ

誉田 哲也著『ソウルケイジ』読了
ストロベリーナイトに続くシリーズ第二作。
こちらの方が筋が通った刑事物になっている。
軽自動車に残された手首から物語は始まる。被害者と犯人の偽装があるのだが、途中でだいたい話はわかってしまう。わかってしまっても落ち着いて読めるのはこの登場人物の描き込みがしっかりしているからだろう。
もう一つのテーマとして『父と子』がある。こちらも重い。今の世の中をよく映し出しているのではないかと思う。
警視庁の女デカを主人公に当てたシチュエーションはうまく機能している。これが第二作。次も期待できる。

ソウルケイジ (光文社文庫)ソウルケイジ (光文社文庫)
誉田 哲也

光文社 2009-10-08
売り上げランキング : 15621
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »