« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

不正な処理

吉原清隆著『不正な処理』読了
たまたま図書館で題名と表紙の絵が面白かったので手に取ったが、何だろうこの小説は。
そもそもわざわざ出版するほどのないようではないと思えるが・・・
パソコンがマイコンと言われていた時代のことが結構でてくるので、自分と同年代なのかと思ったりする。やや若いかな。BASICでプログラムしていたというところなんか、懐かしい。
でもね。何が主題なのかわからない。
読んで面白いという種類の小説ではないね。教科書とか国語のテスト向きかな。

不正な処理不正な処理
吉原清隆

集英社 2009-02-09
売り上げランキング : 447363
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ストロベリーナイト

誉田 哲也著『ストロベリーナイト』読了
武士道シリーズつながりで、この著者の小説を読んでいる。
ひさびさにたくさん人が亡くなるミステリーを読んだ。主人公が刑事なんだからしかたがない。
この女主人公が非常に魅力的だ。高校生の頃、レイプされて殺されかけるが、助かって、その後同じ犯人をつかまえようとして警察官が殉職する。この人のことを思って主人公は警察官となる。そして、ノンキャリアで警部補まで昇進し、殺人事件の犯人を追う。今回の時間は連続殺人事件で、毎月第二日曜に殺人が行われ、その死体は川や池に沈められている。その殺人が実は裏の殺人ショーの犠牲者だということがわかり、意外な犯人が現れる。
なかなかショッキングな内容で、久々にちょっと引いてしまったが、この登場人物にはなかなか引かれた。今後のシリーズも期待したい。

ストロベリーナイト (文芸)ストロベリーナイト (文芸)
誉田 哲也

光文社 2006-02-22
売り上げランキング : 133549
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

弥勒

篠田 節子著『弥勒』読了
前に読んだ『仮想儀礼』に触発されて、この著者の作品を読んだ。
チベットの小国に潜入した日本人が革命の最中に巻き込まれる状態を語る小説。どこで弥勒につながるのかと思ったが、最後は弥勒像を抱いて死んでいくところで終わる。
革命の中で、完全平等社会を目指した指導者がでてくるが、モチーフは文化大革命だとか。私はよくわからないが、僧などの知識人をことごとく虐殺し、国民の最底辺を基準として共同生活を送るというちょっと考えられない状況を作り出す。チベットの山の中でそもそも国が貧しいので、周りの国も干渉しないで鎖国状態を作り出したはいいが、輸入に頼らなければならない石油などの燃料がないので、車などの文明の機器が使えなくなって、300年前に逆戻りした感じになる。おまけに厳しい気候の中で作物は順調には収穫できないと来たら、逆に反逆者がでてきてしまう。
今の日本では考えられないね。でも、井上ひさしが『吉里吉里人』で描いたように、日本のどこかで独立とかしたら面白いのに。北海道や四国なら欧州の小国よりも経済的にはリッチかも知れない。よくぼけした日本人には独立なんて無理だと思うが。
結構な分量の小説だが、面白いので一気に読める。

弥勒 (講談社文庫)弥勒 (講談社文庫)
篠田 節子

講談社 2001-10-16
売り上げランキング : 120207
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

英語多読の参考書

ミステリではじめる英語100万語 (めざせ!100万語)ミステリではじめる英語100万語 (めざせ!100万語)
酒井 邦秀 佐藤 まりあ

コスモピア 2006-04-11
売り上げランキング : 61295
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
大人のための英語多読入門大人のための英語多読入門
佐藤 まりあ 酒井 邦秀

コスモピア 2008-08-26
売り上げランキング : 19737
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
英語多読完全ブックガイド[改訂第3版]英語多読完全ブックガイド[改訂第3版]
古川 昭夫 神田 みなみ 黛 道子 佐藤 まりあ 西澤 一 畑中 貴美 宮下 いづみ

コスモピア 2010-03-12
売り上げランキング : 4608
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エッジ

鈴木 光司著『エッジ』読了
どうなんだろう。よく出来ているとは思うけど、πの値が変化する現実って何だろう。リーマン予想が崩れる世界ってどんななんだろう。
この著者の『リング』とかのシリーズは読んだはず。でも、あれだけヒットして、映画になっちゃうほどいい作品だったとは思えない。その延長線で、最新の物理現象や数学的な話題を出しているけど、結局解決できる話でもないので、そういうことなんだねという終わりかたかな。
これだと一部ループなんだろうか。こちらの世界は終わって、別の世界のワープするのか。しかし、ちょっとだけ科学的だが、それが中途半端でね。消化不良になっちゃう。
で、πのある桁以降がゼロになるってどういうこと。すべてを計算したわけではないので、途中にある程度同じ数字が続いたっていいと思うけどね。たしか、パソコンで数兆桁まで計算したって話題がでていたけど、ちなみにそれは別のやり方で検証していないので、とりあえず計算できたということでしかないわな。
うーん、消化不良。

エッジ 上エッジ 上
鈴木 光司

角川グループパブリッシング 2008-12-19
売り上げランキング : 215140
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

モンスターハンターポータブル 3rd

予約開始

モンスターハンターポータブル 3rdモンスターハンターポータブル 3rd

カプコン 2010-12-01
売り上げランキング : 1

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

仮想儀礼

篠田 節子著『仮想儀礼』読了
ある意味参りました。
読み始めた当初は新興宗教を立ち上げていった男の物語で、儲かっちゃっていい感じかと思っていたが、終盤は重くて重くて、どうなっちゃうんだろうと読み進めていったけど、結局は人殺しになってしまうというある意味決まった構図なのかと思ってしまった。
主人公は作家になりかけの男でたまたま出版社の担当に話を持ちかけられて、ゲームブックのストーリーを書き上げた。出来たのはいいが、その出版社がそもそも作品を売り出す気もなく、だまされたことがわかる。それからそのゲームブックをベースとしてチベット密教のエッセンスを入れ、宗教のサイトを立ち上げほそぼそ宗教もどきを始めるが、それが変なことにあたってしまう。大会社の社長がバックに付いてくれて会員がふくれあがり、左うちわになったところから転落が始まる。別の宗教団体から目を付けられ、仏像取引で不正があったことがわかり、あとはひたすら転落する状況に。
最後には数人の信者とともに逃げ回るが、教祖より信者の方がのめり込んで、ついに集団リンチで殺人を犯してしまう。奈落の底とはこのことか。
しかし、宗教団体の周りを丹念に書いている。そもそも宗教にのめり込む人は生活においてなにかすがりつきたくなる状況があるということなんだろう。人間は弱い生き物だから、すがりつきたくなる。そこにたまたまあった宗教にはまってしまうのかもしれない。
新しい宗教とはこうして生まれて、終わっていくのかと改めて思った。

仮想儀礼〈上〉仮想儀礼〈上〉
篠田 節子

新潮社 2008-12
売り上げランキング : 79439
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

疑心―隠蔽捜査〈3〉

今野 敏著『疑心―隠蔽捜査〈3〉』読了
シリーズ第三作
今回はアメリカ大統領の来日に合わせた警備本部長の役割を負うこととなった主人公の物語だ。
登場人物に変わりはないが、一人部下に妙齢の女性が補佐役として付き、彼女は主人公である警察署長にあこがれを抱き、主人公は意識してしまう。人間だったんだなと思わせるところが”疑心”かもしれない。
話はおもしろい。テンポよく進む。ただ、展開がちょっと受け入れられない読者もいるかもしれない。
まあ、シリーズ物なのでみんな読まなきゃね。

疑心―隠蔽捜査〈3〉疑心―隠蔽捜査〈3〉
今野 敏

新潮社 2009-03
売り上げランキング : 27150
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »