交渉人 遠野麻衣子・最後の事件
五十嵐 貴久著『交渉人 遠野麻衣子・最後の事件』読了
この本、シリーズだったのか。先に『交渉人』を読めば良かった。
爆弾テロと収監されている教祖の釈放を求めた犯人との交渉人の戦い。けっこうよく考えられている。東京でテロによるパニックを起こすとどうなるかをよく書き込んでいると思う。公共交通機関がマヒするとどうしようもなくなるということがよくわかる。地震とかじゃなくて、こういったことも起こりうるんだよと改めて感心した。
随所によく考えられているが、これがお金目当てだったらどうやるのか。この犯人が最終的にはパニックを起こすことを目的にしているのでこれでおしまいなのだろうけど、それだけでこういった犯行に及ぶのかは疑問。まあ、そこは小説だから。
自分もアイデアを練っているが、こうしたパニックを起こす手段は考えついたが、それでお金を奪取する手段が見つからない。考えついたら、小説としてまとめてみたいが・・・
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