賢者はベンチで思索する
近藤史恵著『賢者はベンチで思索する』読了
私だけ良くわかっていなくて、先に『ふたつめの月』を読んでしまって、その後で『賢者はベンチで思索する』を読んで、あれっ、これ読んだっけかなと錯覚してしまったが、これはシリーズ物で『賢者はベンチで思索する』の続編が『ふたつめの月』でした。
フォミレスでバイトしている女性が主人公で、そこに毎日コーヒーだけを飲みにくる老人が探偵役。日常的な事件が起きるが、老人が解決してくれるというほのぼのとしたミステリー短編集。最後にこの老人が結局誰だったのかがミステリーとなる。老人が住んでいた家に本来いたのは別の老人で、名を借りていたとか。どうももとは詐欺師だったとか。謎はつきないけど。
この話に出てくる犬たちもかわいい。実際に見ていないので表現としてかわいい感じを受ける。時間が出来て、ちゃんと世話が出来るようになったら、犬を飼うのもいいかな。
やっぱりシリーズ物は順番に読まないとだめだな。
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