煙霞
黒川 博行著『煙霞』読了
お得意の大阪が舞台のミステリー(かな)
私立高校の講師が理事長の不正を暴くつもりが、そのネタで金を奪おうとする一味と一緒になり、最後は金塊をもって逃げることとなる。
おおむね2日か3日ぐらいの出来事だが、非常にテンポ良くかけているし、登場人物もそんなに多くないので、読んでいてもスムーズで一気に読める。
黒川さんの小説はパターンはほぼ同じであるが、いつも面白く読ませる工夫がされているとおもう。しかし、大阪っていつもこんな人たちが住んでいるのかと思うと怖くなる。出張で行く程度なんで、とても自分が住めるところではないな。
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コメント
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投稿: Nadine | 2009/06/21 17:42