« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

妃は船を沈める

有栖川有栖著『妃は船を沈める』読了
もともとは中編ミステリーだったものが続編が出来、そこの幕間を入れたら何となく長編小説になってしまったというもの。有栖川ファンなら当然読むだろう。それぞれの中編ミステリーは単独でも十分いけているが、たしかに並べて読むと面白さも増える。でも、ちょっとひっかかる。なんというかきれいすぎる気がする。いかにもミステリーとして出来上がった舞台で語られているような気がする。特に後編の地震を持ってきたところ。もし、地震がなかったら、このミステリーは成り立たないのか。
じっくり読めば味わい深いのかもしれないが・・・

妃は船を沈める妃は船を沈める
有栖川有栖

光文社 2008-07-18
売り上げランキング : 10041
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キャノン複合機 MP770故障修理 顛末

先日仕事から帰宅すると、プリンターが使えないとかみさんからクレーム。どうせまた設定でもおかしくしたんだろうとみてみるとそもそも電源が入らない。うちのプリンターはキャノンの複合機MP770だ。購入してから3年半。電源は電源ボタンを押すだけの構造。
とりあえず、電源コードの先が大丈夫か確認。電源コードを抜いてテスターで電圧を確認するも100V出ている。こりゃちょっと面倒だなと棚からおろし、周りを見渡したが、電源ボタン以外には特になし。とりあえず少し開いてみるかと、ドライバーでねじをはずし、電源部分を開けてみたが(保証はとっくの昔に切れているので、自己責任で解体)基盤にヒューズは直づけ状態。フューズも導通は問題なし。
これでかなり厳しい状態ということが判明。サポートに電話。少し待たされるものの、応対は非常によかった。10分以上放置した後に、再度つないでみてくれという回答。これでだめなら修理ということで修理の方法なども聞いた。
10分以上放置するも状態は変わらず、修理か買い替えかを迫られる。修理はキャノンの場合一律料金ということで、この機種の場合には9500円(税抜き)となる。送料などを入れると1万円を越える。ちょっと厳しい。
もう少し出せば新しい機種も買えるが、そうするとこいつの引き取り料金もかかるかもしれない。あと、インクカートリッジも買い替えだ。先日ストックを買ったばかり。ということで、修理を選択した。
もう一度HPで修理の情報を確認したところ、『はやメンテ』なるものをやっている。ヤマト運輸とタイアップして、事前に連絡をしてヤマトの営業所に持ち込むと運送料金が安くなる。もちろん自宅まで引き取りにもきてくれる。若干料金がかかるが。
早速このサービスの窓口に電話をかけ、営業所に運び込んだのが1/12の夕方。持ち込みの際には料金は払わなくていい。その後、1/14にはキャノンの修理担当から連絡があり、なおったから送るとのこと。まだ二日しかたっていないが、基盤の交換などで修理は終わったようだ。翌1/15昼頃に自宅に到着。その際に修理代金と送料を支払う。合わせて10710円。まあ、やや高い気もするが、この早さで修理が終わって大満足。
修理の内容としては、ボードの交換と合わせてプリントヘッドの交換までしてくれていた。これで、問題なければあと3年くらいは使えるはず。
今回は修理を選んでよかったと思っている。ゴミも出なかったし。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか

高橋 健次訳『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか』読了
日経ネットのサイトで紹介されていたので、読んだ。
世の中で過去起きた重大な事故において、関係者はどのように対処したかを脚色をあまりせずに書いている。もっとドキュメンタリー調で書いてもよかったと思うが、そのままでも状況はよくわかる。
スリーマイル島原発事故やアポロ1号、13号の事故、スペースシャトルチャレンジャーの爆発事故など、いろいろな前兆現象や不具合を知っていたにもかかわらず、適切な対処がされていなくて、事故が発生したケースが克明に表されている。
システムにたよるだけではだめだし、人はミスをするという前提で物事は考えなければならない。そして、その備えをすることだ。
日航ジャンボ機の悲しい事故も油圧系すべてだめになって、オルタネートだけで操縦しなければならない事態となり、不幸にも戻れずに墜落してしまった事故があったが、同じようなトラブルがアメリカでDC−10でも起きていたが、奇跡的に着陸できていたという事実は興味深い。決して日航ジャンボ機の操縦士たちがだめだったというわけではなく、DC−10の機長は油圧系が全部だめになる可能性があることを事前に知っていて、そのための訓練をシミュレータで行い、何度か失敗した後に操縦するすべを会得していたという奇跡がある。
ここから得られる教訓は、何事も準備が大事だということだ。準備していても使われなくて無駄になることもあるけれども、事前に準備していればある程度は対処できる。そういった普段の心がけが、万が一のときに差が出るのだろう。
非常にためになる本だった。この本をベースとしてドキュメンタリーも取られているらしいので、もしかしたらDVDで見れるのかもしれない。おすすめの本。

最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
高橋 健次

草思社 2006-10-19
売り上げランキング : 32079
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »