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荒野

桜庭 一樹著『荒野』読了
タイトルは女の子の名前だ。さすがに荒野という娘は存在しないと思われるが、父親が作家だというと何となく納得してしまうのもおかしい。母親を早くに亡くし、父と娘という境遇で、中学一年の入学式から始まる。
もともとなんとなく手に取った小説だったが、非常に面白かった。青春小説としては秀逸。中学から高校というのはこんな感じだったなというノスタルジーを感じさせてくれる。本当にこんな感じだった。

荒野荒野
桜庭 一樹

文藝春秋 2008-05-28
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