芝浜謎噺
愛川 晶著『芝浜謎噺』読了
落語家シリーズの第二弾。
前の本と同様に、今回は『野ざらし』、『芝浜』、『試し酒』などを使ったミステリーっぽいお話になっています。けっこうおもしろいし、3つの話がつながっていて、一気に読める。
ドラマに使われたりして、けっこう落語ブームかもしれない。便乗ではないがけっこうな名跡をさいきんいろいろ跡継ぎしていたりして、どうなんだろうって思います。昔はTVでも寄席中継をしてくれたけど、最近はさっぱりだし、地方ではたまに市民ホールなどで独演会などを開いているけど、まあ、そこそこ客は入っている。
でも、昔の圓生や小さんの落語を見た世代からするとどうなんだろうって思う。
まあ、落語家も大変なんだろうけど、林屋正蔵みたいに金遣いが荒いと何して食べてるのって感じ。芸の道は遊ぶことではないはず。稽古しなきゃ、うまくならない。
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