災いの古書
ジョン・ダニング著『災いの古書』読了
元刑事の古書店主を主人公とするミステリーのシリーズ第4弾。
今回はサイン本が小物として出てくる。前作で恋人となった女弁護士の昔の友人が犯人だ。この夫も知り合いなのだが、夫を殺した容疑で妻が犯人としてあげられる。不起訴を勝ち取るのだが、さらにどんでん返しがあり・・・。
なかなか読み応えがある。前のシリーズにくらべるとすこし物足りなさは感じられるが、おもしろさという意味ではおすすめできる。ちなみにサインがあるとないとでは単なる古本なのか価値のある古書なのかの価格的な差が出てしまう。しかし、そのサインが本物であるかどうかはなかなか見分けがつかない。はんこでも押してあればいいのだろうけど。
まあ、素人が手を出すものではないのだろう。
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